市ノ瀬加那×矢野奨吾×根本京里が語る『ハニーレモンソーダ』の甘酸っぱい魅力
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――タイトル『ハニーレモンソーダ』にちなみ、学生時代のキラキラした思い出話があったら聞かせてください。
矢野:高校3年生の時に、文化祭で友達と一緒にブレイクダンスを披露しました。大技を決めてかなり盛り上がったのですが、後日、それを見に来ていた先輩に、僕とお近づきになりたいということを言われました。
市ノ瀬&根本:うわ~! 青春だ~!
根本:やばい、すごいキュンキュンする!
矢野奨吾
市ノ瀬:その後に話すのが申し訳なくなるくらい、私にはキュンキュンエピソードがない(笑)。雨に打たれながら30分チャリを走らせて「びっくりドンキー」に行ったり、放課後に近くの公園で花火をしたり……思い返すと、高校時代はずっと楽しかったですね。
矢野:楽しそうだな~(笑)。
根本:「THE青春!」というエピソードですね(笑)。
市ノ瀬:一番楽しかったのは、教室で水風船を割らないように投げ合ったこと。すごくスリリングでした(笑)。今もやろうと思えばできるけど、学生時代にしかできないノリだったな~と。
根本:結局割れなかったんですか?
市ノ瀬:割れました。教室中ビチャビチャ(笑)。
矢野:だろうね(笑)!
市ノ瀬加那
根本:私は地元が茨城なのですが、午前で授業が終わる日に、よく遊園地好きの友達と一緒にディズニーランドに行っていました。
市ノ瀬:いいな~! 関東圏ならではのエピソードですね。
矢野:しかも、制服ディズニーってことですよね?
根本:そうです! それこそ高校時代にしか体験できないことでしたね。
根本京里
――貴重なエピソードをありがとうございます。最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
根本:羽花ちゃんと界のキラキラした恋愛模様が主軸となっていますが、コミカルなシーンもたくさん含まれていて、それも力を入れてアフレコしました。ふふっと笑えるシーンも見逃さず、ぜひ楽しんでください。
矢野:羽花ちゃんが持つエネルギーが本当に魅力的に描かれていて、僕も界と同じように羽花ちゃんからたくさん勇気をもらい、ポジティブな感情になっています。ぜひ皆さんも、羽花ちゃんからたくさんの思いを受け取ってください。
市ノ瀬:すでに1話の映像を見たのですが、アニメなのに、ドラマを見ているような感覚になりました。演出や映像がそうさせているのに加え、その世界観に溶け込んでいける雰囲気が漂う作品であることが魅力だと思います。以前、監督が「羽花や界だけじゃない、周りのクラスメイトの表現にも力を注いでいます」とコメントされていました。主軸となる2人はもちろん、他のキャラクターの視点に立っても楽しめる作品になっていますので、ぜひいろんな視点で楽しんでください。
(左から)根本京里、市ノ瀬加那、矢野奨吾
(取材・文:米田果織 写真:吉野庫之介)
アニメ『ハニーレモンソーダ』は、フジテレビ「+Ultra」ほかにて毎週水曜24時55分放送。