松重豊&遠藤憲一、血だらけの出会いから育んだ絆 60代も互いの活躍に刺激受け切磋琢磨
2012年からテレビ東京系列で放送されている人気ドラマを松重豊の監督・脚本・主演によって映画化した『劇映画 孤独のグルメ』が、「心が温まった」「とにかく腹が減った」など好意的なレビューにあふれ、大きな話題を呼んでいる。その中でも会場をドッと沸かせているのが、劇中でのパロディードラマ『孤高のグルメ』の主人公として遠藤憲一が登場する場面。松重が長年演じてきた“井之頭五郎”と重なる、“善福寺六郎”に扮した遠藤は「まさか松ちゃん(松重)の化身のような役を演じるとは!」、松重は「遠藤さんしか思い浮かばなかった」と大きな笑顔を見せる。下積み時代は背格好が似ていることから役を取り合いながら苦楽を共にしたという“戦友”の2人が、お互いから受ける刺激を明かした。

クランクイン! 写真:高野広美