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Koki,、“なりたい自分を諦めない”主人公に共感「自分もメイクで変われた一人」

映画

◆コメディエンヌとしての魅力開花


映画『女神降臨』ビジュアル (C)映画「女神降臨」製作委員会
 本作の大きな見どころとなるのが、麗奈が見せる冴えない地味な“すっぴん姿”とメイクで変身した“女神姿”という、ビフォー&アフターのギャップだ。Koki,がその振り幅を体現しており、観客も『女神降臨』の世界へと誘われる。“すっぴん麗奈”にはニキビがあり、眉毛もボサボサで化粧っけは皆無。Koki,は「粉のシリコンを固めて凹凸を作って、そこに赤味を足すことでニキビを表現したり、切ったつけまつげを1本ずつ眉に付けて、ボサボサの眉毛を作ったり。メイクさんが細かく、こだわりを込めて、特殊メイクのように作り上げてくださいました」と、工程とテクニックに「驚きました」と惚れ惚れ。

 さらに、内面から麗奈というキャラクターを掘り下げた。「麗奈にはいじめられていた過去があります。自分の顔を隠すようにしながらメガネをあげる仕草をはじめ、人に見られたくないという気持ちがある麗奈を表現するために、猫背になったり、内股気味に歩くようにしていました」と役作りを回想。大好きなホラー映画を観て大笑いしたり、部屋着でゴロゴロとしたりと「こんなKoki,、見たことない!」と楽しく心が躍るような場面も満載だが、「家にいて誰にも見られていない時や、脱力している時って人はどんな顔をするかな?と考えてみました。口は半開きで、目には力が入っていなくてボーッとしている感じをイメージしながら、すっぴんの麗奈を演じました」と話す。

映画『女神降臨』場面写真 (C)映画「女神降臨」製作委員会
 コミカルシーンのモットーは、振り切ってやること。「星野(和成)監督は、『コミカルなシーンは中途半端にやるよりは、全力でやった方がいい』と教えてくださいました。全力でやりました」と目尻を下げながら、「大好きなホラーのこととなると、麗奈はテンションが上がるんです。フラットな状態からブワッとテンションが上がるエンジンのかけ方や表情の作り方など、コミカルな演技についてイチから勉強をさせていただきました。この作品に参加させていただいたことで、新しい引き出しがたくさんできたような気がしています」と新境地に充実感もたっぷり。ちなみに自分にとってテンションが上がってしまうほど好きなものは、「うちのワンちゃん」と笑顔。「人には見てほしくないくらい、テンションが上がっていると思います。家族も引くくらいの、かわいがり方をしています」と声を弾ませていた。

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◆心配性で努力家の素顔 明かした“これからの夢”

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