安達祐実×相武紗季×磯山さやか、夫への“小さなうっぷん”に共感 夫婦の愛憎ドラマに「すっきり」
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(左から)相武紗季、安達祐実、磯山さやか
――今回、大学時代からの親友ということで、回想シーンもありますね。
相武:楽しみ。2人の学生時代、早く見たい。
安達:恐ろしさしか感じてないんですけど、でも大学でよかったですよ。中学とかだったら大変。
相武:見たい!
安達:そこまで行ってくれれば、振り切れる? いまは技術の進歩もあるし(笑)。
――回想シーンも楽しみにしています。最後にあらためて、放送に向けてひと言お願いします。
安達:作品としては、もちろんドラマチックに作っています。でも旦那さんに対して「死んでくれ」とまでは思わないとしても、ちょっとしたイライラとかうまくいかなさとか、悩みを抱えている人は多いと思います。他人の家庭を垣間見て「わかるな」と思ったり、すっきりしてもらえる場面も出てくると思うので、共感と爽快感と、あと慰められているみたいな気持ちになる瞬間もあるドラマかなと思います。
相武:自分の家庭のことがちっぽけだと思えるくらいドラマチックなほうが、現実っぽいんだけど非現実として見ることができて、すっきりするんじゃないかなと思いますし、特に今回のドラマは、観終わったあと「どう思った?」とか「どういうこと?」とか話してほしいです。その人の状況によって理解できたり全然分からなかったりあると思うんですけど、自分のことを話さなくても、ドラマの話をしながら自分の問題を消化できたりもすると思うので、そういう楽しみ方もあるのかなと。
磯山:本当にすっきりすると思います。「ちょっと、あの人ねん挫すればいいのに」とか「ちょっと、お腹壊せばいいのに」とかって誰しもちょっと思っちゃうときって、あるじゃないですか。
安達&相武:あはは! わかる、わかる(笑)。
磯山:その「わかる」感じを、ドラマの中で言ってくれている感覚になれると思うので。
相武:そしたら大成功ですよね。
安達:たしかに。
(取材・文:望月ふみ 写真:小川遼)
ドラマ『夫よ、死んでくれないか』は、テレ東系にて4月7日より毎週月曜23時6分放送。