塩崎太智&加藤大悟、『タクミくんシリーズ』共演で意気投合! 同い年の2人が明かす「勇気を出してやってみたいこと」とは?

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1992年の刊行以来、累計500万部を超える大人気小説「タクミくんシリーズ」がついに初の連続ドラマ化。主人公の葉山託生(通称:タクミ)を演じるのは5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても注目されている塩崎太智。タクミの恋人・崎義一(通称:ギイ)を、ミュージカル『刀剣乱舞』の山姥切国広役や『ぽかぽか』などで知られる加藤大悟が演じる。塩崎と加藤に撮影の裏話や作品の見どころなどを聞いた。
【写真】同い年の塩崎太智&加藤大悟、仲良し2ショット!
◆初共演の2人 初対面の印象は「シレっと」
「タクミくんシリーズ」は、全寮制男子校を舞台に、少年たちの繊細で切ない恋模様を描いた学園ラブストーリー。9月21日からBSフジで放送される連続ドラマ『タクミくんシリーズ -Drama-』では、2年生になったタクミがギイとルームメイトになり、他の生徒たちから嫉妬と敵意が入り混じった視線を向けられているところから物語がスタートする。
実は人知れず恋人関係にあるタクミとギイ。幸せを感じる反面、近くにいながらも触れ合えない関係に苦悩したギイは、次第にタクミの本当の気持ちが見えなくなっていく。そんな中、タクミに執拗に迫る3年生の野崎(松原康太郎)が現れ…。
『タクミくんシリーズ ーDramaー』場面写真(C)2025 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会
――連続ドラマ版のご出演が決まって、最初に脚本を読まれたときの感想を聞かせてください。
加藤:映画(『タクミくんシリーズ 長い長い物語の始まりの朝。』)にも出演させていただいているのですが、純愛が描かれた物語で、愛を持ってお互いに接する姿がすてきだなと思いました。登場人物それぞれにいろいろな想いがあり、その想いに周りの人たちが共鳴していく様子は見ていて爽快感があって気持ちいいです。それに加えて、それぞれのバックボーンもしっかり描かれています。
同じ役を再び演じるのはすごく難しいことなので、しっかりと頑張って演じたいという気持ちで臨ませていただきました。まさかドラマ化するとは思ってもいなかったので、ドラマ版ということもすごくうれしいですし、きちんとギイとして生きられたらと思いながら撮影に挑みました。
塩崎:僕はお話をいただくまでこのシリーズを知らなかったのですが、BL作品と知って、2人の恋愛を追っていくのかなと思っていたら、いろいろな登場人物の恋愛が描かれていたので、その形に驚きました。それが最初の印象です。ただ、最近のBL作品では学園ものはあまり多くないと思うので、そうした意味でも面白いなと思いましたし、人間関係が繋がっていくというのもこの作品の魅力だと思うので、そこも楽しんでいただけたらと思います。
――お二人は本作が初共演になりますが、最初に会ったときの印象は?
加藤:シレっと撮影に入ったのであまり覚えていないのですが、(塩崎は)ガタイが良いなって(笑)。きっと筋トレをして鍛えていたんだと思いますが。
塩崎:うん、トレーニングしているから(笑)。
加藤:そうだよね(笑)。トレーニングしている体だなと思いました。話しやすかったですし、同い年というのもすごくうれしかったです。タクミが太智くんで良かったなと思いました。今、「イイじゃん」で大バズりしていますが、その様子もずっと見ています(笑)。
塩崎:今日もそうやってイジられました(笑)。
加藤:今日、取材で久しぶりに会ったんですが、久しぶり感があまりなかったんです。
――塩崎さんから見た加藤さんはいかがですか?
塩崎:最初は本当にシレっとした出会いでした(笑)。今回のロケは滋賀で行われたのですが、その現場に向かう車の中で初めて会ったんです。車に乗って待っていたら、「おはようございます」と入ってきて。なので、第一印象は、「身長が高い」でした(笑)。僕もあまり人見知りしないですが、(加藤も)全く人見知りをしないタイプなので、最初からすごく話していたので、うるさいなぁと(笑)。
加藤:あははは(笑)。
塩崎:話しやすい人だなと思いました。
――最初はどんなお話をしたのですか?
加藤:「(セリフを)覚えた?」という会話をした記憶があります。読み合わせの時間がなかったので、「空き時間があったらとにかく合わせよう」という話をしたと思います。