塩崎太智&加藤大悟、『タクミくんシリーズ』共演で意気投合! 同い年の2人が明かす「勇気を出してやってみたいこと」とは?
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――お二人の他にも今回、同世代の共演者の方がたくさん出演されています。撮影現場での印象に残っているエピソードを教えてください。
加藤:基本的に太智とのシーンが多かったのでずっと2人でいたのですが、他にも何人か同い年のキャストがいて。(赤池章三役の)柊太朗が同い年だったよね。
塩崎:そうだね。僕は(柊太朗と)撮影が一緒のことも多かったです。
加藤:僕はこれまで同い年の共演者がいる現場があまりなかったので、それがまずありがたかったです。1、2歳差ということはあるんですが、なかなか同い年の共演者っていないんですよ。なので、「サウナ行く?」「温泉行く?」とかプライベートな話をしたり、ご飯に誘ったり、気軽に話せたのがすごくうれしかったです。
塩崎:事務所の後輩で、「龍宮城」というグループをやっている板見 処役の冨田(侑暉)くんと空き時間が被って、グループ活動についてもいろいろと相談してくれたのを覚えています。僕はM!LKでライブの演出をやっているのですが、彼らもライブの演出を自分たちでやっているというので、そうしたお話をしていました。
――加藤さんから見て、タクミとギイの魅力はどんなところにありますか?
加藤:ギイを演じていて、タクミはすごくかわいい存在だなと思いました。ギイは、タクミに人間接触嫌悪症を乗り越えてほしいと思ってあれこれやっていますが、そうした結果、タクミが少しずつ心を開いてくれたときはたまらなくうれしいです(笑)。
ギイは、僕とは全く違うタイプです。僕は人見知りもしないし、明るくてうるさいのを自覚していますが、ギイはハイスペックボーイ。自分とは違うからこそ、演じていて楽しいですし、新たな世界を見せてくれた人でした。だって、歩くだけでキャーって言われることなんか、物語の世界でしかないですから(笑)。自分と違うからこそ、魅力的に思える部分もたくさんあります。
似ているなと思うところを挙げるとしたら、熱い男なところかな。僕は熱い想いは前面に出してしまいますが、ギイも胸に秘めた熱い思いを持っていて。(想いを)出すときは出して、引っ込めるときは引っ込めるというバランスが取れているのがかっこいいなと思います。
――塩崎さんはいかがですか?
塩崎:僕は(タクミを)演じながらなんだかモゾモゾしていました。「ギイの気持ちに応えてあげようよ」というところで拒否してしまうので、そこはいって欲しいなともどかしくて。もちろん、タクミも一歩踏み出そうと頑張っていますし、それでもできないところもタクミらしいなと思います。アタックして毎度拒否されても一途でい続けるギイもまた、すてきだと思いました。
――タクミと似ていると思うところはありますか?
塩崎:似ているところは全くないのですが、強いて言えば、1人の時間が好きということかなと思います。タクミも1人で勉強していたり1人時間を大切にしていますが、僕は寝る時は絶対に1人で寝たいんです。昔から、M!LKメンバーであってもダメなんです…。
加藤:何で? メンバーと一緒の部屋で寝たことがないの?
塩崎:何回かあって、寝不足になったからNG出してます(笑)。きっと小さい頃から1人部屋だったんで、誰かがいると気にしてしまって寝られないんだと思います。
加藤:そんなにダメなんだ。でも、面白いね、メンバーにNG出しているって(笑)。
――では、お二人が本作の中で特に印象に残っているシーンや好きなシーンを教えてください。
加藤:物語の終盤で、ギイが野崎に対して秘めたる思いをさらけ出すシーンがあるのですが、そのシーンは印象に残っています。嫉妬やいろいろな感情が混ざり合って、怒りの矛先が向かってしまうというシーンなのですが、どのくらい感情を出せばいいのか難しかったですし、楽しかったです。
塩崎:僕は持久走大会のシーンが楽しかったです。
加藤:楽しかったね(笑)。
塩崎:「暑い、暑い」って言いながら走って(笑)。でも、本当にすてきな場所で撮影できたので、景色もきれいで楽しかったんです。ぜひ、ドラマを観た方も行っていただきたいです。