「こうちゃんと出会えたことは大きな宝」――森崎ウィン×向井康二、初共演で育んだピュアな絆 “リアルにキュン”としたラブシーンも
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  ――お互いがソウタ役、カイ役で良かったなと思った瞬間を教えてください。
向井:ソウタのピュアで真っすぐなところが、ウィンくんにぴったりでした。その純粋さと真面目さが、同時に表情に出るんですよね。あと、話し合いも大きかったです。僕、あんまり得意ではないんですけど、ウィンくんとは自然にできたんです。それが発見でもあったし、貴重なことだと思います。
森崎:僕もそれは本当に同感です。こういうのって、巡り合わせですよね。もちろんお互いプロとして現場に来てるので、誰が相手でも「絶対いい作品を作ろう」って気持ちになって、最終的にはこの人でよかったなという感想になると思うんです。ただ、こうちゃんは特別でした。
共演して1番すごいなと思ったのは、タイの撮影中もロンドンに行ったり日本に帰ったり、本当に忙しいスケジュールの中で、疲れている瞬間を一度も見せないんです。仲良くなって何でも話せる関係性ではあったと思うけど、弱音を吐かずちゃんと背負って勝負に来る姿勢に、すごく刺激を受けました。これは応えなきゃいけないぞと。「(相手が)向井康二だからこそ出せたものがある」と思えるんです。本当にこうちゃんと出会えたことは、僕にとって大きな宝です。
向井:それは僕も同じですね。今日は(映画の完成披露の)記念日だから、コーニャが支えます。
森崎:アーニャね(※森崎が出演するミュージカル『SPY×FAMILY』のキャラクター)。わかりづらいボケですみません(笑)。
 映画『(LOVE SONG)』場面写真(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
映画『(LOVE SONG)』場面写真(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
■友情と愛情の境界線は?
――ソウタとカイは、友情が恋に発展しますが、最後にお二人が思う“友情から愛情に変わる境界線”は?
向井:あるよね、そういうの。難しいけど…“会いたくなったら”じゃないですか? 遊びたいな、じゃなくて、「会いたいな」って思ったらもう恋だと思います。
――なるほど。
森崎:友情は時にはライバルになったりする時もあるし、お互い同じ方向を向いて肩を並べてるイメージ。愛情は向き合ってるって感じがします。
向井:おしゃれな回答! 後の方が有利だなこれ。
森崎:そう、後が有利(笑)。ボケてくれたら真面目に返せるから。
向井:いや僕ボケてないよ!
森崎:あ、そっか(笑)。
(取材・文:川辺想子 写真:上野留加)
 映画『(LOVE SONG)』は、10月31日より全国公開。

 
       
             
             
             
             
             
             
          
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					
