青木柚、『じゃあつく』注目株24歳が目指すのは「その役が『生きている人』になること」
見るたびに違う顔を見せる俳優がいる。『カムカムエヴリバディ』(NHK)の大月桃太郎(通称・桃ちゃん)で見せた人懐っこさ、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)のミナトで話題を呼んだ人たらしぶり。9歳から芸能活動を始め、子役時代から着実にキャリアを重ねてきた青木柚が次に挑むのは、舞台『ピーターとアリス』のピーター・パン役だ。「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」――世界中で愛される物語のモデルとなった2人の数奇な運命を描く本作への思いを聞いた。
【写真】青木柚、『じゃあつく』ミナトから印象激変! 醸し出す空気感に惹きこまれるインタビュー撮りおろしショット
◆共演の古川琴音は安心する存在でもあり、追いかけたい背中
――舞台『ピーターとアリス』は設定から斬新でワクワクしますね。台本を読んだ印象と、オファーを受けた時のお気持ちを聞かせてください。
青木:シンプルに本当に面白いなって。フィクションと現実といろんなものが入り混じっていくんです。「ピーター・パン」とか「不思議の国のアリス」って華やかなイメージがあるんですけど、その中にすごくシリアスでダークな部分が見え隠れしていて。すべてが混ざっていく感じが残酷でもあり、魅力的だなと思いました。
――不思議の国のアリス役は古川琴音さんですが、印象はいかがですか。
青木:しっかりセリフを交わすのは初めてなので、うれしかったですね。同じ事務所でもあり、もともとずっと見させてもらっていた方だし、アリスがぴったり。今も稽古中ですが、安心する存在でもあり、追いかけたい背中でもあって、本番に向けてもっとコミュニケーションを取れたらなと思います。
舞台『ピーターとアリス』メインビジュアル
――実際に共演してみて、印象は変わりましたか。
青木:実際にお会いすると、表情のバリエーションというか、発想力がすごいなと。あんな素敵な声も聞いたことないですし。
――稽古の合間にお話しされることも?
青木:深い話をしたわけじゃないんですけど、作品への向き合い方とか、自分を客観視する部分とか、おこがましいですがちょっとだけ(自分と)重なるところが垣間見えて。この作品を通してもっと刺激をもらえるだろうなと思っています。
――同じ事務所に所属されている俳優さんには、それぞれどこか共通する空気のようなものを感じます。
青木:カリキュラム的なものがあるわけじゃないのに、近い空気をまとっているようで、でも全く違う人たちの集まりというか、個性の集まりで。不思議とどこか共通しているんだろうなというのは、先輩方を見ていて思いますね。

