庄司浩平、『40までにしたい10のこと』出演で環境が変化! 「気づかれちゃうことが増えました(笑)」
――今回のご出版のきっかけにもなったドラマ『40までにしたい10のこと』ですが、反響も大きかったですよね。その後、周囲の環境もずいぶん変わったのでは?
庄司:環境や周囲の反応は急激に変わりましたが、自分自身にはそこまで変化はありません。環境は変われど、自分の身の置き所は変えないようにしようというスタンスは、大切にしようと。ただ、身の置き所を変えずとも、(庄司浩平だと)気づかれちゃうことが増えましたね(笑)。
――演じた田中慶司は眼鏡をかけたキャラクターでしたから、変装してもバレてしまいそうですね。
庄司:そうなんですよ。普段はキャップと眼鏡で顔を隠しているのですが、それでもバレてしまって。もしかして、逆に眼鏡をかけているからバレちゃうんですかね?(笑)。

――身長(188cm)もバレる要素の1つですよね。十条雀役の風間俊介さんとの身長差がステキでした。
庄司:ありがとうございます。気付いてもらえるのはうれしいことでもあるのですが、スーパーなどで割引商品を買いづらくなったのは痛い(笑)。レジ前で20%オフのクーポンを出している姿を見られちゃったりすると、恥ずかしいです(笑)。
――撮影が終わって以降、風間さんとの交流はあるのでしょうか?
庄司:ご飯を食べに行きました。ただ、『40までに~』はドラマの放送が始まる前に撮影が終わっていたので、あまり反響についての話はできていなくて。「ありがたいね」という連絡を取ったくらいです。
――風間さんとの撮影を通して、俳優として刺激を受けたり、受け取ったものはありますか?
庄司:美味しいお店のリストですかね(笑)。もちろん、それだけでなく現場での佇まいを学ばせてもらいましたし、芝居自体もとてもレベルの高いものを見せていただきました。でも、見たからといってそのスキルを身に着けられるわけではありません。年齢も経験年数も違いますから、僕には表現できる引き出しがまだ少ないです。
『庄司浩平写真集 だから、ぼくは』より (C)KADOKAWA/撮影:神藤剛
今後キャリアを積んでいくことで、どこかのタイミングで理解できる瞬間があるかもしれないし、違う表現にたどり着くかもしれない。つまり、風間さんにはとても良い例をいただいたということです。僕の表現のストックがひとつ増えたように感じています。そこからどうアプローチしていくかは、僕自身が探していかなければいけないと思っています。
――この写真集は、風間さんに渡しますか?
庄司:渡します! 事務所に送らせてもらいますね(笑)。見て楽しんでもらえたらうれしいです。

