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竹内涼真「またリニューアルした自分で臨める」 5年ぶりミュージカル主演で新たな挑戦

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◆主人公の「嘘から始まる中に本当の奇跡を作りたい」という思いを理解できた



――本作出演解禁時のコメントで「『奇跡を呼ぶ男』という題名を目の前にして、これは僕がやるべきなのでは、と直感しました」とお話されていました。

竹内:この作品を日本で上演すると聞いたときに、歌い方やリズム感も含めて、もし何か奇跡が起きて成功するなら、僕がやるべきなのかもしれないと思ったんです。

演じるジョナスの、「自分の嘘から始まる中でどうにか本当の奇跡を作りたい」という思いに僕は共感しました。見栄を張るとか、どこかで認められたいとか、そういう思いって少なからず誰にもあるものだし、僕にもある部分なので。僕は詐欺師じゃないですけど(笑)。

20歳くらいの時に、「僕は俳優で稼いで成功します」って親に言ってスポーツをやめましたけど、結果として身にならなかったら嘘になるわけじゃないですか。今までひとつひとつの作品を積み重ねて歩んでいるから、「本当だったな」って思ってもらえるだけで、世の中ってそんなことであふれていると思うんですね。ジョナスもそんな中で生きている1人だと。

そんな、成功するかどうかわからないこと、失敗してしまったら「できるって言ったことが嘘になる」ということでも、可能性に懸けて奇跡を起こせたらいいなって。今の自分にはまだ無理ですけど、開幕まで自分を追い込んで、「この題目で何ができるの?」って疑われているものをガラッとひっくり返したいと思っています。

――竹内さんご自身は、「あれは奇跡を呼んだな」と思える出来事はありますか?

竹内:どうだろう…。「奇跡を起こしたい!」と思っていても起きるものではなくて、本気で目の前のことに打ち込んだり、何かを信じて100%賭けたときに、気づいたら奇跡が生まれていたねっていうことはありますね。

――連続ドラマへの出演も続きますが、開幕までどんな準備を進めたいですか?

竹内:最近、これまで自分が生きてきた人生や、等身大の自分が今感じていること、今の自分はどうなんだろう?と理解することが、そのタイミングで演じる役につながるんじゃないかと思うようになりました。

今の自分はどういう状況なのか理解しつつ、ジョナスという役に結び付けていくと、より嘘のない自分とリンクした表現ができると思うので、新しいドラマ(『再会~Silent Truth~』)にも取り組みながら、自分の身体や感覚とこの『奇跡を呼ぶ男』が少しずつリンクしていくモードになっていくのかなと思います。

(取材・文:近藤ユウヒ 写真:米玉利朋子[G.P. FLAG inc])

 ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』は、東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて2026年4月4~24日上演。大阪・フェニーチェ堺 大ホールにて同年5月1~3日、福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて同年5月8~10日、愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)にて同年5月15~17日上演。

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