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白石加代子、舞台に立つことは“職業”「舞台の上でこそ息ができる感覚になってきている」

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◆舞台に立つことは「職業」 でも「舞台の上でこそ息ができる」



 朝ドラ『ひよっこ』や『すいか』など映像作品でも、白石が登場するだけで画面に独特の空気が生まれる。舞台と映像、その違いをどう感じているのか。

「映像の現場ではカメラが怖かったんですよね。舞台の場合はお客様の前に出ただけで楽しくなる」。

 では、白石にとって舞台に立つとはどんな意味なのか。

「職業ですね」。

 即答だった。

「ちょっと、舞台の上でこそ息ができるとか、そういう感覚になってきていますよね。年齢のおかげで楽になってる」。

 舞台に立ち続けるために、日々続けていることがある。

「加圧トレーニングっていうのを、10年ぐらいトレーナーが来てくれてやっているの。年齢に合わせてそれほどハードにしないようにしていただいて、今は少し日にちも間引いたりして続けてるんです。もう少しお芝居をやりたいし、舞台に立ちたいから」。

 泉鏡花の幻想世界に挑む84歳。稽古真っ只中の今、「黒百合で苦しんでる」と笑いながらも、その眼差しは舞台への揺るぎない情熱に満ちていた。(取材・文:田幸和歌子 写真:高野広美)

 舞台『黒百合』は、東京・世田谷パブリックシアターにて2月4日~22日上演。

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