織田裕二、自らの人生は“実験人生” 作品へのスタンスにも変化「最近、意気込まないようにしている」

今年、最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』が公開となる国民的大人気シリーズ『踊る大捜査線』をはじめ、織田はこれまでも数々の作品で真ん中に立ち、日本の映画やドラマ界を牽引してきた。そんな織田が理想とするリーダー像とは、どのようなものだろうか。
織田は「周りが優秀ならば、リーダーは助かる。周りの力を信じていればいいし、ステキな共演者、ステキなスタッフがいれば、何とかなるんです。主人公というのは、あまりシュートを決めなくていいものだと思っていて。ここぞ!という時に1回、決めればいいのかなと思っています」と周囲の躍動する力を信じることが大切だといい、「今回は特に、そう感じる作品でした。108人の主人公がいて、みんながスターであり、みんながヒーロー。その中で一番地味なのが、宋江」と楽しそうに話す。
『水滸伝』の壮大な世界観を作り上げるために、規格外のロケを敢行。雪山や洞窟、山や湖など雄大な景色が、“はみ出し者たち”のドラマをさらに盛り上げる。「本作の撮影は、8ヵ月に及びました。作品全体では、50以上の場所でロケをしています。これまで40年近く役者をやってきましたが、このスケールでの撮影はこれまでにありません」と圧倒的なスケールで描かれる本作だが、座長として覚悟したのは「意気込まないこと」だという答えが返ってきた。
「最近、意気込まないようにしている」と吐露した織田は、「僕は“実験人生”を歩んでいて。いろいろなことを試しているんですが、ひとつ前の作品で意気込まないで取り組んでみたら、それがとてもうまくいって。今回はとてもスケールの大きな作品なので、どうしても肩に力が入る。そういった時こそ、意気込んでしまうとロクなことがないんじゃないかなという気持ちもありました」と明かす。

