麻路さき&彩輝なお、30周年迎えた『エリザベート』に感謝 ガラ・コンサートならではの魅力を楽しむ
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彩輝なお
――そんな新人公演を経て、彩輝さんは2005年に月組で退団公演としてまたトート閣下を演じられました。
彩輝:本当に『エリザベート』という作品は大好きですしとても大切だけども、男役の最後がこの役でいいのかというのは、ちょっと自分の中に葛藤がありました。男役の終止符、集大成には、もっと“THE 宝塚”といいますか、宝塚の男役らしさのあるほうがよかったのかなとかいろいろ考えましたけど、最後まで課題を与えていただけたと思いますし、よかったのだと思います。
――お二人は大阪で3月4日と15日に上演される「アニヴァーサリー30周年ver.」では、トート役を一緒に引き継いで演じられるんですよね。
麻路:ガラ・コンサートならではですよね。一緒にトートを演じるズンコちゃん(姿月あさと)もよく知ってる仲だし、とても楽しみです。
過去のガラ・コンサートではトート役が最大7人で共演したのですが、もちろん舞台に取り組む姿勢は昔と変わらず一生懸命やろうというのはあるんですけど、みんな現役の頃から年月が経っているから、自分たちが今ここに立っていることを楽しんじゃおう!という感覚なんですよね。だから楽屋はうるさいですよ(笑)。
彩輝:笑い疲れるぐらいですよね。
麻路:学年差もあるんですけど、やっぱりみんな知った仲間の感覚があるんですよね。
――彩輝さんはガラ・コンサートの思い出はいかがですか?
彩輝:毎回すごく楽しいです。でも1度大失敗したことがあって(笑)。その日が何人のトートバージョンかによって歌う尺が変わるんですね。それで、まだ前の人が歌うところだと思っていて、出だしを歌わなかったことがあったんです。「あ!」と思ってなんとか間に合って続きは歌ったんですけど、私の周りは平気な顔をしながらもザワつきました。今回はちゃんと気をつけたいと思います(笑)。

