麻路さき&彩輝なお、30周年迎えた『エリザベート』に感謝 ガラ・コンサートならではの魅力を楽しむ
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麻路さき
――麻路さんがソロでトート役を務める「アニヴァーサリー‛96星組ver.」では、エリザベートは白羽ゆりさんが演じられますが、そのほかはフランツが稔幸さん、ルキーニは湖月わたるさん、ルドルフがえまおゆうさんと、当時星組だった皆さんがそろわれます。
麻路:わたちゃん(湖月)は当時エルマー役で出ていましたし、ほかにも月影瞳ちゃんや同期の出雲綾も一緒なので、勝手知ったるメンバーばかりで心強いです。
――彩輝さんがソロでトート役を務める「アニヴァーサリー‛05月組ver.」では、エリザベート役が月影瞳さんです。
彩輝:1996年に新人公演でコンビを組んだ顔合わせが再びですね。同期ですし、信頼関係はばっちりなので、お互い自由にやって大丈夫だと思います。
――フランツが初風緑さん、ルキーニが霧矢大夢さん、ルドルフが大空ゆうひさんと2005年メンバーも再集結されます。
彩輝:本当にうれしいですね。越乃リュウちゃんもいるし安心感たっぷりですし、みんなすごく支えてくださったなっていう記憶があるんですよね。というのは、当時みんな学年が上がってきたというのもあって同期生が組にいなかったんですよね。みんなで支え合っていかないと!という感じで、同期生みたいに親密になれた思い出があります。当時は妹(彩那音)も月組におりまして、みんな妹たちみたいでしたね。
(左から)彩輝なお、麻路さき
――さまざまなOG公演がありますが、このガラ・コンサートの魅力はどんなところにあると思われますか?
麻路:作り直さず、本公演のそのままやるところですかね。メンバーが多少変わるだけで、あの頃の空気をまた楽しんでいただけるのが魅力だと思います。
彩輝:これが1番ベストな形ってことですよね。
麻路:オケのメンバーだってもう顔なじみだもんね。私、今回の公演が決まった瞬間にすぐ、仲良しのオケのメンバーから「よろしく」って連絡をもらいました。
彩輝:私も今『ピアフ』でも一緒のメンバーがいるんですけど、「ガラコン出るよね?」という話をしました。
麻路:オケのみなさんも、絶対にテンポ感は変えちゃいけないと言いながらも、慣れている方は「いや、この人はここで絶対これだけ伸ばすよ」とわかってらっしゃる方が多いんですよ。仲良くなってお互いを知った状態で、5年空いて久々にまたやろうとなっても、すぐに戻れるというのが楽しいですね。
――では最後に、今回のガラ・コンサートを楽しみにされているファンの皆様にメッセージをお願いします。
麻路:皆様のおかげで30年という長い年月、この『エリザベート』という作品が続いていて、毎回これだけのメンバーを集めて企画していただけるというのは本当にありがたいことだなと思います。まさか30年経ってまたトートができるとは思っていなかったので、OG公演にもたくさん出させていただいていますけど、本当に集大成と思ってもいいぐらいに頑張りたいです。力を入れすぎるわけじゃなく思いっきり楽しんで、いろいろなことに感謝しながらやりたいなと思っております。お客様もあれから30年経っていますので、道中気をつけて劇場にお越しください(笑)。
彩輝:この作品がここまでの名作になったことはすごいことですし、作品の素晴らしさもありますが、お客様にこの30年間愛していただいたおかげだと思っています。こうしてまたご縁をいただいて、出演させていただくことにもとても感謝しています。出演者の皆さんと時空を超えたような組み合わせで共演できることもとても幸せなことだと思います。この作品には独特な緊張感と集中力があるのですが、私も自分と向き合って、これまで感じてきたものをトート役に注ぎ込み、より魅力的になるように作り上げていきますので、どうか皆様いろいろなバージョンをご覧いただいて『エリザベート』の世界観を体感していただけるとうれしいです。
(取材・文:田中ハルマ 写真:高野広美)
阪急阪神不動産presents『エリザベートTAKARAZUKA30th スペシャル・ガラ・コンサート』は、2月28日~3月15日大阪・梅田芸術劇場メインホール、3月23日~25日愛知・御園座にて上演。

