杉田智和×阪口大助×釘宮理恵、『銀魂』は終わる終わる詐欺を続ける「まだFINALし足りないのか…!」
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――「吉原炎上篇」で特に印象に残っている名ゼリフはありますか?
杉田:じゃあ、みなさんの選んだ名ゼリフをこちらの宛先まで。
阪口:なんで視聴者に頼るんだ(笑)。
杉田:だって僕ら、もう20年近く言い続けてるじゃないですか。いい加減、他の人がどう思ってるのか気になってきたんですよ。
阪口:どう見えてるんだろうなっていうのは、たしかに気になる。
釘宮:名ゼリフが本当に多すぎて、私も資料をいただいて見たのですが……「銀ちゃん、すごくいいこと言ってるな」と思ったら、その後もまた「銀ちゃん、いいこと言ってるな」って続いて(笑)。どれが名ゼリフというより、もう全部そうなのかなと思いながら見ていました。
杉田:同じ嘔吐は二度ないですから。
釘宮:エモくない(笑)。
阪口:そうか、求められているのはエモさか!
杉田:厳しい! もう許してください!
阪口:名ゼリフの嵐ですよ、本当に。
杉田:なのでみなさん、こちらの宛先に。
阪口:だから視聴者に頼るなよ!(笑)
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』場面写真(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
――(笑)。では、テレビシリーズでサブタイトルにもなっていた阿伏兎の名ゼリフ「人生は重要な選択の連続」にちなんで、みなさんが「この選択をして良かった」と感じる人生のターニングポイントを教えてください。
阪口:僕はもう、この仕事に就いたことですね。おかげでモビル◯ーツに乗ることができて……あ、モビル◯ーツって言っちゃったな(笑)。あのタイミングで声優になって、本当に良かったと思っています。
杉田:本当に、そういうことの連続なんですよね。でも、結果論でもあるじゃないですか。実は去年くらいに、「本当にこれでよかったのかな」と方向性に迷ったことがあって。そんな時に阪口さんから、急に「ジーク◯クス観に行こう」って連絡が来まして。
それで「あ、これでいいんだ」ってなったんですよね。直接、答えをもらったわけじゃないのに、全然違うところから遠回しに解決していく感じが、すごいなと思って。結局ずっと、“選択の連続”だったなと。良いか悪いかは自分で決めなきゃいけないけど、決めきれないことだってある。そういうものだと思います。
釘宮:私も、声優になるために雑誌で開催されていたオーディションに応募したんですけど……あれは本当に「応募してよかったな」と思います。あの時の勢いとタイミングが、うまく合致したのかなって。
阪口:でも、そういうことですよね。僕も声優になるのが1年遅れていたら、モビル◯ーツに乗れてない。
杉田:そうなりますよね。
阪口:結局、タイミングといろんなものの結果なんですよ。本当に。
――最後に、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。
杉田:『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』、ぜひ繰り返しご覧になってください。当時とは違った視点を持った“今の自分”に気がつく瞬間が、きっとあると思います。今日の自分は二度と来ないので、そのたびに新しい発見をしてもらえたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。
杉田智和
阪口:新しい要素もたくさん加わっているので、当時ご覧になっていた方にも、すごく楽しんでもらえる仕上がりになっていると思います。そして「吉原炎上篇」自体が、『銀魂』の面白さをぎゅっと詰めこんだ長編でもあるので、ご新規の方にもぜひ劇場で何度でも『銀魂』を浴びていただけたら嬉しいです。
阪口大助
釘宮:『銀魂』がFINALしてからの完全新作という意味では、本当にすごいミラクルが起きているなと思っていて……今は喜びと幸せな気持ちでいっぱいです。みなさんにも悔いのないように、何度でも劇場に足を運んでいただいて、“今の『銀魂』”を思いきり浴びて楽しんでいただけたら何よりです。よろしくお願いいたします。
釘宮理恵
(取材・文・写真:吉野庫之介)
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』は、全国公開中。

