クランクイン!

『名探偵プリキュア!』長谷川育美×東山奈央、“キュアエクレールの正体は誰!?”の舞台裏【前編】

アニメ

関連 :

長谷川育美

東山奈央

■演じるほどに愛おしくなる くれあとるるか、それぞれの素顔

――ここまで物語を重ねてきて、お二人がそれぞれ「この子が好きだな」と感じるのは、どんな瞬間ですか?

長谷川:正体が明かされる前から、プリキュアであることを抜きにしても、くれあの人としての魅力はたくさん描かれていました。私のほうがくれあよりもずっと年上なのですが、「この子、人間として出来上がっているな」と感じるくらいで(笑)。

もちろん、これまでの経験や育ってきた環境が、彼女をそうさせた部分もあると思います。それにしても、「くれあってすごいな」と何度も驚かされました。

特に印象に残っているのが、第17話で、落ち込んでいるあんなに言葉をかける場面です。一つひとつ悩みを聞き、それを自分の中で受け止めてから、パティシエである自分の言葉に置き換えて伝える。「ケーキだったら……」と例えながら、あんなの心にきちんと届く言葉を選んでいるんです。

ただアドバイスをするのではなく、相手が受け取りやすい形にして手渡す。もう一歩先の伝え方ができることに、「なんでこんなことができるの? 何なんだ、この子は!」と思うくらい、すごさを感じました。

そんな積み重ねがあったからこそ、キュアエクレールになってから見えてきた、少し抜けているところが、またいい味を出しているんです。「それはずるいよ!」って(笑)。あれだけしっかりしているのに、そんな一面まである。そこで、もう余計に好きになりましたね。

『名探偵プリキュア!』場面写真(C)ABC-A・東映アニメーション
東山:るるかは本当にミステリアスで、口数も少ないのですが、だからこそ「もっと彼女のことを知りたい」「今、何を考えているんだろう」と、いつも気になる存在です。

マシュタンとの掛け合いにも、すごくほっこりします。マシュタンはしっかり者で、るるかに対してお姉ちゃんのように振る舞うこともありますが、たまに少しおっちょこちょいなところがあって(笑)。そんなとき、るるかが「マシュタン……」とたしなめる。あの二人の関係も、本当に唯一無二だと思います。

お互いを大切にしていることが、いろいろな場面から伝わってくるんですよね。マシュタンはるるかを信じ、その決断に黙ってついてきてくれる。その信頼が、るるかにとってどれほど心強かったんだろうと思います。

同時に、張り詰めているるるかに対して、マシュタンからは「私がるるかを守るんだ」という思いも伝わってくる。二人の間に流れる温かさに触れるたび、ミステリアスな姿の奥にある、るるかの優しさが見えてきて、ますます好きになりますね。

『名探偵プリキュア!』場面写真(C)ABC-A・東映アニメーション
――くれあのおとも妖精・シュシュタンには、どんな魅力を感じていますか?

長谷川:シュシュタンもかわいいですよ。もう、本当に赤ちゃんで(笑)。見た目は赤ちゃんなのに、すごく賢い。その組み合わせに、くれあのおとも妖精らしさを感じます。

あんなに小さくて、「でシュ、でシュ」と話しているのに、いろいろな知識を教えてくれるんです。しかも、「こういうこと、知ってまシュ!」と、意気揚々と披露してくれる。その姿を見るたびに、「賢いね、かわいいね」となります(笑)。赤ちゃんらしい愛らしさと賢さをあわせ持っているところが、とても魅力的です。

東山:少し話がそれますが、シュシュタン役の礒部花凜ちゃんは、『ゴープリ』(『Go!プリンセスプリキュア』)でオープニング主題歌を歌っていたんですよね。日野さんも同作で敵の幹部を演じていて、私も妖精役で出演していました。11年前には、まさかこんな未来が待っているなんて思っていませんでした。主題歌を歌っていた花凜ちゃんが、今はキャストとして同じアフレコ現場にいる。こうして11年越しにご一緒できていることが、なんだかうれしいですね。

『名探偵プリキュア!』場面写真(C)ABC-A・東映アニメーション
(取材・文:吉野庫之介)

 テレビアニメ『名探偵プリキュア!』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットにて毎週日曜あさ8時30分から放送。

3ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

あわせて読みたい


長谷川育美 の関連記事

最新ニュース

クランクイン!トレンド 最新ニュース

おすすめチケット

powered by ローチケ

おすすめフォト

おすすめ動画

最新&おすすめ 配信作品

注目の人物

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る