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『あの花』茅野愛衣がスリラーで洋画吹き替えにチャレンジ!「過呼吸になりそう」

映画

『ザ・コール 緊急通報指令室』吹き替えを務めた声優・茅野愛衣
『ザ・コール 緊急通報指令室』吹き替えを務めた声優・茅野愛衣

 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のめんま役で大ブレイクした声優・茅野愛衣。あらゆるキャラクターを演じわけ人気声優の道を驀進中の彼女が、サスペンススリラー『ザ・コール 緊急通報指令室』では、洋画吹き替えにチャレンジする。アフレコ中の彼女を直撃!

【関連】茅野愛衣インタビュー写真&『ザ・コール 緊急通報指令室』場面写真

 「911(日本の110番)緊急通報指令室」に勤めるベテラン・オペレーター、ジョーダンと、美少女ばかりを狙う残忍なシリアルキラーが対峙する様を描く本作。映画の感想を聞くと、「心拍数が限界です!」と激白。「こういう怖い映画は、手で目を覆いながら見たり、映画館でも大きな音がしたりすると、椅子の上で飛び跳ねちゃうんです(笑)。今回も、何回も飛び跳ねていました」。

 「でも、見始めると展開が気になって、特に最後の展開は、『ええー!?』と衝撃でした。ドキドキしたい人には、本当にオススメ」と話すように、驚愕のラストまで見応えたっぷり。「私、見た映画などがすぐに夢に出てくるタイプなんです。だから、わかりやすく恐怖体験をしてしまって。今回も、怖い夢を見てしまいました!」。

 茅野が演じるのは、殺人鬼に誘拐され、車のトランクから命からがら911に電話をかけてくる少女・ケイシーの声だ。「ケイシーはとても強い子」と茅野。アフレコでは、「過呼吸になりそうな役です」と苦労を打ち明ける。「恐怖や辛い感情が自分の中にも入ってきて、演じながらもとても苦しかったです」。

 さらに「役者さんの息遣いを聞きながら演じるというのは、なかなかないこと。役者さんの表現を読み取るのがすごく難しかった」と述懐。しかしながら、新たな経験を大いに楽しんだ様子だ。「アニメのお仕事では、無音の状態で演じることがほとんど。声入れの段階では、絵ができていないことも多いんです。監督さんと話しながら、『ああしよう、こうしよう』と自由にやらせていただくのですが、吹き替えの場合は、100%できあがっているものの中に自分が入っていくことになる。とても面白かったし、本当に新しい挑戦という感じでした」。

 心に傷を負いながらも、仕事をまっとうしようとするジョーダン。彼女の働く姿勢も見どころとなるが、茅野にとって、仕事をする上でモットーとしていることは何だろう?「できるだけ固くならずに、求められることを受け入れたり、吸収したりできるよう、常に柔らかくいることですね」とにっこり。

 「これまでの作品やキャラクターたちが、みんなで私を持ち上げてくれているような感じなんです。演じる上では、立ち止まったり、『うーん』って頭を悩ませることもしょっちゅう。でも、ちゃんと寝て、おいしいものを食べて、次に進んでいます。シュンとしぼんだままでは、周りの人たちにも迷惑をかけてしまうし、これまで演じてきたキャラクターたちにも申し訳ないですから」。柔らかな人柄と、凛とした仕事への姿勢。茅野愛衣が“求められる理由”が、垣間見えた。(取材・撮影:成田おり枝)

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