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『トッキュウジャー』の平牧仁、「負けず嫌いなところが僕のエンジン」と自身を分析

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『絶対領域』は“グレー”ゾーンを狙った平牧仁
『絶対領域』は“グレー”ゾーンを狙った平牧仁 クランクイン!

 ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』の大石秀一郎役で女性の支持を集め、現在は最新戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』のトカッチ役(青)でブレイク中の平牧仁が、ちょっと特殊な愛の形を描く『絶対領域』に出演。これまでの役柄とはガラリと違う繊細な青年を演じた感想から将来への思いまでを聞いた。

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 「大きいテーマとして、自分探しというのが打ち出されていて、とても好きな世界観だなって素直に感じられたんです」と脚本の印象を語る平牧。「きれいごとを言わずに真正面から物事に向き合っている感じにとても好感を持ちました。そこで奇妙な恋愛というか、恋愛にも友情にも似た関係が築かれていく。僕が演じた役は少し独特なキャラクターですが、読んだだけで愛着を覚えましたね。いいな、出てみたいなとすぐに思いました」と振り返る。

 アイドルに恋をした、心に葛藤を抱える青年・片山マサキ(平牧)と、ネットを中心に活動する三人組アイドルユニット「絶対領域」のセンターを務める川島ミオ(大野未来)の不思議な関係を見つめる本作。

 “絶対領域”といえば、ミニスカートとニーハイソックスとの間から露出する太もも部分のことを指す言葉として知られているが、平牧も語る通り、いわゆる「秋葉原の匂い」が強いのかと思いきや、「実際にはヒューマン色の強い作品」に仕上がっている。

 演じた片山については次のように意識した。「“グレー”ゾーンを狙おうと。片山くんはとても性格がピュアな子で、それゆえにまっすぐしか見えずに行き過ぎてしまうことがある。それが見方によっては病的に映ってしまうことがあるんですよね。でも僕としては病的な子にはしたくなかったんです。病で収めてしまったら、病だったら仕方がないよねという別の共感になってしまう。そうではなくて、もっと身近な共感を片山くんから感じて欲しいと思ったんです」。

 次のようにも。「たとえば、人を好きになるって誰にでもある感情ですよね。休みの日は何してるんだろうとか、膝を怪我してるけれど、何があったんだろうとか。こういうことって、みんな気になることだろうけど、実際に好きな人の家に行ったりまではしない。けれど片山くんはしてしまう。そんな気持ちにも共感を持たせたかったので、“グレー”であることにこだわったんです」。

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