視聴率好調『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』太川&蛭子コンビがうまくいくワケ
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「毎回、4日間のロケは本当に辛いし、収録前日には憂鬱になりかけてます(笑)。最初と最後だけ撮影して、あとはロケバスっていうのが今までの旅番組の常識。でも、この番組は絶対にそんなことさせてくれない。ロケバス、乗ったことないですから。毎回出てくれるマドンナの皆さんも、『こんなに大変だとは思わなかった』とおっしゃいますね。最近じゃ『あの番組、大変だよ』という噂が広まっちゃってるみたいで…困ってます(笑)」と太川が語ると、「でもそれだけ辛いから、ゴールできたときはやっぱり達成感があるよね」と蛭子。ちなみに蛭子には、番組のルールで改善して欲しい点があるという。
「ここ2回続けてゴールできてないんですね。でも、ゴールしてもしなくてもギャラは一緒。辿り着けたからって何か貰えるわけじゃなく、ただ達成感があるだけなんです。できれば、ゴールできたらなんかご褒美欲しいよね」と、番組同様の“わがまま蛭子”が顔を出す。これには太川も「さっき『達成感が嬉しい』とか言ってたじゃない!」と笑うばかりだ。
すでに日本中の路線バスを使いこなしている2人。今後、この番組で旅してみたい場所はあるのだろうか? 太川に聞くと「まだ、紀伊半島に行ったことないんです。あと、九州の一部と北海道の東側も。こうなったら全国制覇したいね」と意気込む。一方の蛭子は? 「俺は、生まれ故郷の長崎ですね。高校時代にはバスの車掌のアルバイトをやったことがあります。普段は太川さんに全てを任せて後について行くだけなんだけど、長崎ではぜひ、自分が太川さんをリードしたいです」。この人気が続けば、どちらの夢もすぐに叶いそうだ。(取材・文・写真:オグマナオト)