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『妹ちょ』“てんちむ”こと橋本甜歌、ヌードよりも心配だった「私でいいの?」

映画

 ところが急に、ナチュラル志向になる。「寝るのが好きで、ギャルだと化粧に時間がかかる。その時間を睡眠に当てたかった。つけまつ毛も取るときに本物のまつ毛が取れたりして痛い思いをしていたので、楽な方がいいと思うようになった。そこから今のナチュラル志向に進んでいった」と予想外のきっかけを口にする。本作の主演を機会に“てんちむ”から橋本甜歌と名乗るようになるが「きちんとした改名じゃなくて、女優業は橋本で、バラエティーは“てんちむ”で。やはり“てんちむ”とか名乗るのも年齢重ねたらおかしな話なので、将来のことを見据えてですかね」と気軽な気持ち。

 脱ぐ仕事に対して、ネガティブな印象を持つ人が多い。しかし橋本は「一度この世界を辞めたのも自分の意思。だから芸能界にしがみつこうという意識はなくて、今回は指名をしていただいたわけですから、せっかくいただいたものを逃したらもったいない」とあくまでもライトに語る。完成作には「自分が思っていたハードルをはるかに超えていて感動しました。クオリティも高いし、やってよかった」と嬉しそうだが「濡れ場のシーンは恥ずかしくて直視できなかった。でもあと20年くらい経てば落ち着いて見られると思う。今すぐには受け止めきれない」と乙女心を覗かせる。

 その20年後、橋本は何をしているのだろうか。「ビジョンは全然ないです。ただ普通の人が経験できないことをやっていきたい。自分に制限をかけたくないし、マルチに活躍できれば」と目を輝かせる。「私の場合は、子役時代があって、ギャル時代があって、今やっと普通になったと思う。だから外見はこのままでしょうね」と笑う。

 ちなみに昨年は「実際にはこの映画の撮影で2週間くらい働いたけど、感覚的には5日くらいしか働いていない感じ。それ以外の日はひたすらヨガに行っていました」とのことだが「貯金があるので困らなかったけれど、暇すぎるのもよくないと思いました。そろそろ仕事がしたいですね。改めて労働の素晴らしさを感じますし、働いている日がいかに有意義かわかった。今は働くのが一番楽しい」と心境の変化を実感している。

 映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』は5月17日より全国公開。

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