SKE松井玲奈&大矢真那、濃密な6年間で「一番流した涙」とは?
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本作を見ると、あどけない顔だったメンバーたちが、たくましい表情に変化していくさまがよくわかる。その過程で、メンバーの卒業や、大組閣によるグループ間の人事異動など、衝撃的なことも多く経験した。でも「今の48グループは大所帯なので、変わることが当たり前だと思っています」と松井。続けて「その現状を受け入れながら私たちは進んでいく。もちろん、複雑な気持ちになるファンの方もいると思いますが、それでも楽しんでもらえるようなグループにしていかないとダメだと思うんです」と前向きだ。
3月には、SKE48を支えてきた佐藤実絵子、中西優香が卒業する。大矢、松井ともに口を揃えて「SKE48にとって大変な出来事と危機感を募らせる。それでも松井は「『自分たちが辞めることは最終手段』って二人は言っていました。彼女たちはこの短い期間でグループに何かを残そうとしている。残されたメンバーはそれをくみ取って、グループを活性化して飛躍しなくてはいけないんです」と強い眼差しで語る。何事も手を抜かず、一生懸命。「SKE48魂があればどんなことにでも立ち向かえる……」。そんな強い想いが彼女たちから感じとれた。(取材・文・写真:磯部正和)
映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』は2月27日全国公開。