松岡茉優、女優の原点は“おはガール”「本当の勝負はこれから」20代への覚悟

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』からは、多くの逸材が輩出された。女優でありながら、バラエティ番組でMCを務める松岡茉優もその一人。女優としての飛躍は目覚ましく、現在放送中のCX『問題のあるレストラン』、そして2月28日には映画『サムライフ』の公開が控える。映画公開を直前にした16日に20歳を迎えた松岡に“おはガール”から得た貴重な経験と20代突入への覚悟を聞いた。
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ほぼ無一文状態から理想の学校を作った青年たちの実話をベースにした『サムライフ』では、男だらけのメンバーの中で紅一点。「役柄としては“姉御肌”。皆ではしゃぎながら、役そのもののポジションで撮影をしていました。5人のメンバーとの共演場面は本当に楽しかった」と充実した表情を浮かべる。
松岡の芸歴は、意外に長い。「あってなかったような子役時代を含めると、大きな声では言えないけれど今年で11年目です」と照れ笑い。自分の中で本格的デビューと捉えているのは、2008年から2年間“おはガール”として出演した朝の子供向けバラエティ『おはスタ』。この番組の出演から、自身の現在の資質が形作られたと感じている。
女優がMCを務めるパターンは多いが、その中でも松岡の返しの瞬発力と言葉での表現力は抜きんでている。それはフジテレビの深夜バラエティ『オサレもん』で共にMCを務める、お笑いコンビ・おぎやはぎも認めるところ。「素早くコメントを返していると思ってくれる方もいる一方で、話の中身がないなと思っている方も多いと思う。でもこれは申し訳ないけれど“間が怖い病”なんですよ」と打ち明ける松岡。