大塚寧々、田辺誠一とは「なんでも言い合える仲」だけど“画伯”ぶりは心配?
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夫の田辺といえば、個性的すぎる絵を描き、“画伯”としても大活躍。大塚の目に映る夫・田辺誠一を一言で表すと、どんな夫なのだろう。大塚は「面白い夫です」と思わず笑顔をこぼすし、「日々、面白いですね。うちの家族はみんな明るくて、いつも楽しいんですよ。絵を描いているときの夫は、楽しくて明るくて、幸せな感じがすごくするんです。楽しそうでいいなと思いながら見ています」と告白。
一方、こんな心配事も。「でも、すごく集中しているので、“セリフを覚えなくていいのかな?”と思うときもあります。“覚えなきゃ、覚えなきゃ”と言っているわりには、絵を描いているので(笑)。ものすごく楽しいんだと思います」とのこと。家での田辺は、どうやらキラキラとした瞳で創作活動に励んでいるようで、それが大塚にとっても喜びになっていることがひしひしと伝わる。
女優として走り続け、現在46歳。邁進してきた道のりでは、「あまり器用なタイプではないので、反省ばかりしている」という彼女。「でもだからこそ、もっとやりたいと思うし、好きだなと思うんです。楽しいことも辛いこともあるけれど、役者というお仕事を通して自分自身も成長をさせてもらっている。私はものづくりの過程がとても好きで。セクションごとにみんなそれぞれがクオリティの高い仕事をして、ひとつの作品が出来上がっていく。その楽しさを、作品ごとに実感しています」。
今回の現場は「ひたむきさを感じた現場だった」という。「美玲ちゃんはいつもかわいくて、演じた役と同じくひたむきで真っ直ぐで。鈴木(舞)監督もいつもひたむきに、伝えたいことを伝えようとしていました。観終わった後に、気持ちいい風が吹くような映画になったと思います。あったかい、いい気持ちになれる映画です」。(取材・文・写真:成田おり枝)