福士蒼汰×福原遥W主演『楓』本予告&ビジュアル解禁 宮沢氷魚&石井杏奈&Travis Japan宮近海斗の出演も決定

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福士蒼汰と福原遥がダブル主演する映画『楓』より、本予告と本ビジュアルが解禁。追加キャストとして、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)の出演が発表された。
【動画】美しい星空と『楓』のメロディーが紡ぐ――福士蒼汰×福原遥W主演『楓』本予告
本作は、スピッツの楽曲「楓」を原案にしたラブストーリー。「楓」は1998年にリリースされた8thアルバム『フェイクファー』の収録曲で、同年にアルバムからシングルカットされ、その後数多くのアーティストにカバーされながら、27年たった今も愛され続ける楽曲だ。ボーカルで作詞・作曲も担当する草野マサムネがつづる歌詞と心揺さぶるメロディーは、聴く人それぞれに寄り添い、大切な人との別れや思い出を包み込む。
監督を務めるのは、多様な恋愛映画を手がけてきた行定勲。『世界の中心で、愛をさけぶ』に続く令和を代表するラブストーリーに挑む。オリジナルストーリーを書き上げたのは脚本家・高橋泉。音楽はYaffleが担当する。
この度、双子の弟・恵を失った兄・涼(福士蒼汰)と、恵の愛する恋人・亜子(福原遥)の切ない運命と詳細のストーリーが、本予告とともに明かされた。福士は一人二役で、双子の兄と弟を演じ分けている。
須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしている。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした兄・須永涼だった。1ヵ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまう。
亜子を悲しませないように“恵”として振る舞う涼は本当のことを言えずにいた。幼なじみの梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っすぐな亜子に引かれていく涼。「俺がずっとそばにいる」。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。
予告編では、幸せあふれる2人の日常がいくつも切り取られる一方、病院で沈む表情の亜子や、「俺、間違ってたのかな」と葛藤する涼など、大切な人を失った悲しみの中で自分の思いに揺れる主人公たちの姿がちりばめられる。また、「楓」の印象的なサビ「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」とともに映し出される美しい満天の星空は、主人公たちに訪れるはかない運命を予感させる。
追加キャストとして、双子の涼と恵の幼なじみで、二人の一番の理解者である梶野茂役を宮沢氷魚、カメラマンとして働く涼のアシスタントで、涼を慕う遠藤日和役を石井杏奈、亜子の行きつけの店の店長で、よき相談相手でもある辻雄介役をTravis Japanの宮近海斗が演じる。さらに、福士演じる双子の涼・恵の両親役に、大塚寧々、加藤雅也も加わる。
今回、涼と亜子が唇を寄せあう美しくもはかない本ビジュアルも解禁に。夜が明けた瞬間の神秘的な朝日を背景にしたキスシーンが、「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」という「楓」のフレーズとともに美しく切り取られており、2人だけの空間の静けさすら感じさせ、ロマンチックでありどこか淡く、切ない本作を象徴する仕上がりとなっている。
映画『楓』は、12月19日より全国公開。
※高橋泉の「高」の正式表記ははしごだか
※※辻雄介の「辻」の正式表記は一点しんにょう
※追加キャストのコメント全文は以下の通り。