ブレイク実感なしの高畑充希、特技“同化の術”で「電車や街中でも顔バレしません」
映画
スタジオ・ディズニーが総力を挙げて実写映画化した『シンデレラ』。そんなエポックメイキングな作品に、日本語版声優としてリリー・ジェームズ演じるシンデレラに命を吹き込んだのが、女優の高畑充希だ。
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「単純に『嬉しい！』という感情はあるけれど、実は事の大きさがわかってない」と夢心地な高畑だが、その抜擢は彼女の経歴を見れば納得。ミュージカルや舞台劇で培われた女優としての表現と芯のある歌声、特に王子役の城田優とデュエットした映画主題曲「夢はひそかに」を聴けば、その決め手は明らかだ。そして近年のブレイクぶりもその一つだろう。
舞台というフィールドを飛び出して、テレビドラマや映画での活躍は目覚ましい。実際に、『シンデレラ』のアフレコは、CX連続ドラマ『問題のあるレストラン』の撮影と並行して行われたほど。ところが高畑本人は「やれる仕事の幅は広がったけれど、ブレイクの実感はありません。未だに電車にも乗れるし、街だって歩ける。だからネットのニュースで私の名前が大きく扱われているのを目にすると本当に驚く。『え？私の事!? 皆、本当に知っているの!?』って」と打ち明ける。
仕事関係者からは「売れてよかったね」と言われる事もあるそうだが「そんな時でも『売れたのかな、私……』とモヤっとしていますよ」と笑う。これまでと変わらぬ環境を高畑の周りに作り、彼女を“ありのまま”にしてくれる存在。それが学生時代からの友人たちだ。「会ってご飯を食べてワイワイするのが一番のストレス発散法。高校時代の友達は、舞台を見に来てくれたりはするけれど、私の活動についてとやかく言わないし、気にもしていない。それが凄く楽」と特別視しない関係性に感謝しきり。
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