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関根勤「丹波哲郎さんに並んだ」 初監督作で人脈とサービス精神を発揮

映画

『騒音』関根勤監督インタビュー
『騒音』関根勤監督インタビュー クランクイン!

 あの関根勤の100周年(生誕60年+芸能生活40年)記念作にして初監督作品となる映画『騒音』。よく「処女作にはその作家の全てがある」というように言われるが、本作には関根監督を形作るギャグ、妄想、SF、アクション、お色気といった様々な要素がこれでもかとばかり詰め込まれている。まさに“関根ワールド”を具現化したその見どころ、そして秘話を、還暦越えとは思えない若々しい監督に聞いた。

 これが初監督とは思えない多彩な芸歴を持つ関根監督だが、演者としての映画出演はこれまでも少なくない。特に1989年には『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』、1990年には『エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海』と海外作品への出演が相次ぎ、さながら今でいう“コメディ版・渡辺謙”とでもいうべき活躍を見せている。

 「(『毒々モンスター~』のロイド・)カウフマン監督はもう『エクセレント!』って褒めまくるんです。『エリック~』の監督もそうで、横ですごく笑ってくれて。『エリック~』はマルタ島で撮って、通訳も戸田奈津子さんがやってくれて。あと、カウフマン監督に僕のクドい演技がすごく気に入られて、僕が主役で船でアメリカへ渡って、実はインディアンと兄弟で悪い奴をやっつけるっていう話をシノプシスで書いてくれたんです(笑)。あとはお金だけっていうところまで行ったんですけど、結局立ち消えになってしまって……。でも、そういう現場での経験が今回活きたっていうのはあります」。

 少し聞けば様々なエピソードが湯水のように溢れ出てくる。職場にも家庭にも居場所のないダメオヤジたちが、町の平和を守るため地底人と戦うという本作でも、監督のそんなサービス精神は遺憾なく発揮されている。

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