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大島優子、AKB48出演作は「気になる」 女優のやりがいは “いいものを作った” 充実感

映画

『ロマンス』大島優子インタビュー
『ロマンス』大島優子インタビュー クランクイン!

 大島優子のAKB48卒業後初主演となる映画『ロマンス』が8月29日に公開。特急「ロマンスカー」のアテンダントとして働く、26歳の女性・鉢子を演じている。仕事の成績は優秀ながら、私生活は混沌としていたり、次々と恋人を作る母親に嫌悪感を抱いていたりと心に闇も持つ。数多くの作品に出演してきた大島だが、今回、これまでに感じたことがなかった、初めての思いがあったという。

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 鉢子は、仕事では常に成績トップの優秀なアテンダント。だが一方で、“だめんず” の彼氏にお金を貸していたり、混沌とした日常を送っている。ある日、車内で乗客の中年男が万引きしようとするところを目撃し、駅の事務室へ連行する。結局無罪放免になるのだが、その “オッサン” に母親からの手紙を見られたことをきっかけに、二人で何年も会っていない母親を探す旅が始まる。

 本作の台本を読んで、大島はすぐに鉢子に感情移入ができたという。「鉢子とは同い年なので、抱いている感情、将来に対しての不安、母に対しての苛立ちも、『すごくわかるわかる!』ってうなずけました。ずっと一緒にいる友達と話をしている感じでしたね。台本を3回読んだだけで、セリフがほぼ入ったんです」。こういうことはこれまで演じた役柄でも珍しいことのようで「こんなに気持ちを理解できる役柄は初めて」と自身でも驚いたそう。

 舞台になったロマンスカーには何度か乗ったことがあると話す大島。撮影に入る前にも一度ロマンスカーで箱根に行ったそうだ。アテンダントの発声方法や仕草などをじかに観察して役作りに活かしたという。「ワゴンはとても重くて、動く電車内で操作するのがとても難しかったです。接客の時に、コーヒーをカップに入れながらセリフを言わなければならなかったので、とても緊張しました」。

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