城田優、女性に「胃袋をつかまれると弱い」 監督デビュー作で実感した男女の恋愛観
今回、城田が描く物語には、「勉強系男子」と「ネット依存女子」が登場するが、時間を追うごとに崩壊していく2人の関係性が絶妙に面白い。「ネットの情報に依存している女子を少しオーバーに表現していますが、勉強ばかりしている男子が、彼女に新鮮な魅力を感じて惹かれていくわけです。ところが、気心が知れていくうちに、彼女がどんどん暴走し始める。結局、2人は危機を迎えるのですが、『針金系男子がキテル!』というネット情報を見た女子の方はすぐに心を切り替える」と苦笑い。ちなみに「針金系男子」とは、城田がスタッフと話し合ううちに生まれた新語。詳しくは…ドラマを観てのお楽しみ。
時代は変わっても、過去を引きずる男子に対して、切り替えの早い女子はたくましいと語る城田。「男性の恋愛は階段。振り返れば、そこに元カノの姿がある。一方、女性の恋愛はエレベーター。どんどん上に上がって行き、下を見ても、もう元カレの姿は見当たらない。切り替えが早く、強いなって思います」と感心顔。
かくいう城田も、「僕はやっぱり『胃袋』をつかまれると弱い。早く家に帰りたいって思わせてくれる女性がいいですね。子供みたいな答えだけど、やっぱりごはん(笑)」と笑顔で語り、家庭的な一面を垣間見せた。(取材・文・写真:坂田正樹)
『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2は、女性チャンネル♪LaLa TVにて毎週水曜23時放送(再放送は、毎週土曜・日曜23時)。城田優が監督を務めた第8話は10月21日23時放送。