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海外で大人気の古川雄輝、作品によって食事の演技も工夫「お皿を持って食べない」

映画

『ライチ☆光クラブ』古川雄輝インタビュー
『ライチ☆光クラブ』古川雄輝インタビュー クランクイン!

 「こういう役をずっとやりたいと思っていたんです」と力強く語った俳優・古川雄輝。語学が堪能で高身長のイケメン――。これまでの作品では、自身のイメージに近い少女漫画に出てくる王子様のようなキラキラした役柄が多かったが、映画『ライチ☆光クラブ』では、独裁的にクラブを支配する「帝王」ゼラを狂気的に演じた。古川の俳優人生にとって大いなる挑戦になった本作への想いや、自身のビジョンを語ってもらった。

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 昨年末放送されていた月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』でのエリート商社マンをはじめ、古川が演じてきた役柄は、爽やかで笑顔が似合うイメージが強い。自身もそのことは自覚しているようで「少女漫画原作だったり若い役が多かったので、シリアルキラー的なこれまでと違うイメージの役をやりたいと思っていたんです」と胸の内を明かす。

 古川演じるゼラは、バックグラウンドにさまざまな問題を抱え、そのリビドーを昇華するために、独善的かつ狂気的に人を支配しようとする。「舞台から始まった作品ですが、漫画になり認知度が高まった。多くの人は漫画のイメージがあると思うんです。そんな中、漫画チックな動きを入れつつ、リアルな世界にいてもおかしくない絶妙なラインを狙わなくてはいけないのが一番難しかった。ゼラの背景を理解しつつ、徐々にクレイジーになっていくことを逆算しながら演じましたね」。

 綿密にイメージし、ゼラという役柄を作り上げた。メガホンをとった内藤瑛亮監督は、ほぼ自由に演技をさせてくれたという。「監督が優しい方というのもあったかもしれませんが、ゼラ中心に物語を動かすことができるという立ち位置だったので、本当に自由にやらせてもらいました。やっていて楽しかった」と撮影を振り返る。

 「やりたい役に挑戦できた」と充実感を漂わせる古川。もちろんこれまでと趣の違う役に挑むことへの不安はあった。しかしやり遂げたことにより得たものも多い。「この仕事で一番大切なことって自信を持つことだと思うんです。自信がないとひるんでNGを出したり、自分がやりたい芝居ができなかったりするので。相手が誰であろうと、自信を持って堂々とやることが、この世界で生き残る秘訣なのかなって。その意味では少し自信がつきました」。

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