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“昼ドラ”で培ったドロドロ感情を“オトナの土ドラ”へ 『火の粉』プロデューサーの狙い

エンタメ

『火の粉』メインビジュアル
『火の粉』メインビジュアル(C)東海テレビ

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ユースケ・サンタマリア

優香

 今春、51年半の歴史に幕を閉じた東海テレビ制作の“昼ドラ”。長らく愛されてきただけに、その終焉に寂しさを覚えた人も多いことだろう。だが、昼ドラの魂は土曜夜の新ドラマ枠“オトナの土ドラ”へと受け継がれ、同枠第1弾『火の粉』がスタートした。そこに込めた思いとは…昼ドラに携わること17年、本作のプロデュースを務める東海テレビ・市野直親プロデューサーに伺った。

【関連】『火の粉』場面写真<フォトギャラリー>

 「時間が変わろうと、ドラマに込め、大切にすべきものは同じ」と、市野プロデューサーは力強く口にする。ここで、昼ドラを振り返ってみると、嫉妬・愛憎・裏切りといったキーワードが浮かんでくる。そう、昼ドラは人間の本音やドロドロした部分を、俳優陣の演技や会話の応酬にて描いてきたわけだ。

 「昼ドラは30分、土ドラは60分と放送時間も違い、昼のドラマをそのままやろうとも思っていません」と語る市野プロデューサー。「昼ドラで描いてきたのは、フィクションだからこそ描ける“人間の真実”です。その根本部分は、週5日の放送が週1日になろうと、昼から夜へと時間帯が移ろうと変わりません。土ドラでも、気持ちの振り幅を大きく、外連味たっぷりに描いていこうと思っています」。

 また、昼ドラでは、主婦層がメインの視聴者の視聴者となり、いい意味での定番化が必須となっていた。一方、土曜夜の時間帯は未知数だ。メインとなる年齢層、 性別、家族構成、 そして受け入れられる作品とは?

 「昼ドラは主婦に向けて作っていたものの、その基本姿勢は、一人でも多くの方に楽しんでいただくこと。そこは土ドラでも変えていません。“オトナの土ドラ”と、大人をカタカナにしたのも、より幅広い層に見てもらいたいから。そのために、作品も様々な工夫を凝らしたつもりです」。

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