向井理、高畑充希へ突然のウィンク攻撃 『とと姉ちゃん』“アドリブ”秘話を語る

関連 :
放送中のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で、ヒロイン・常子(高畑充希)ら三姉妹の叔父・鉄郎役を演じる向井理。鉄郎は、きわめていい加減だが愛すべきキャラ。これまではあまりなかったイメージを見せている向井に、その役柄への取り組みを聞いた。
【関連】「向井理」フォトギャラリー
定職にもつかず、儲け話を追い求めて全国を渡り歩く風来坊。「テキトーが歩いているような役柄です」と自らが語る鉄郎役について、「演っていて楽しいです。あまり演じたことのないタイプの役で新鮮ですし、気楽にやれるので…」と話す。脚本家の西田征史とは以前から親交があり、当て書きの部分もあるという。「鉄郎ほど極端ではないですけど、確かに僕の中にある要素だと思います。イタズラ心みたいなものは常にあって、極端にいろんな方向に伸ばしていくとああいう役柄になるのかなと」と分析する。
西田には笑いの面でも細かいこだわりがあるそうで、「その点は大事に演じないといけないし、ここに僕がいる意味はそこなのかなと。僕がボケ役で、三姉妹がツッコミ役のような…」と密かなこだわりを明かした。
今は鉄郎の一面的なイメージにとらわれず、色々な芝居のパターンを試している最中だそう。「なるべくとらえどころのない人になっていたほうが、あとあと使い勝手がいいのかなって。何をやっても『この人ならやりそうだな』と思ってもらったほうがいい。初めのほうでいろんなことをやっておいたほうが、ちょっといいことをするとすごくいい人に見えると思うんです」と企みを明かし笑う。