北川景子、“働くオンナ”だからこそ「職業モノをやりたい」等身大で演じる意義

10月2日より、WOWOWで放送がスタートする法医学ミステリー『連続ドラマW ヒポクラテスの誓い』(全5話)。主人公の研修医・栂野真琴(つがの・まこと)を演じる北川景子が、初の医療ドラマでの思いや、ドラマ『家売るオンナ』(日本テレビ系)の営業ウーマン・三軒家万智に続き“働く女性”に挑戦する理由を教えてくれた。
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中山七里の同名小説を原作とする本作は、法医学をテーマにした医療ミステリードラマ。北川演じる研修医の栂野が、研修先の法医学教室で超一流の腕をもつ光崎藤次郎(柴田恭兵)に出会い、解剖をめぐって複雑な人間関係に巻き込まれる。
「真琴は内科医として仕事にも慣れてきて自信をもってやっているし、医学の道で生きることに対して何も疑っていない。けれど研修で法医学教室へ移ってから『自分は生きている患者さんを救うために医者になったのになぜ解剖してるんだろう?』と壁にぶつかります。そこから彼女の本当の意味での成長物語が始まっていきます」。
研修先で栂野は、常識を逸脱する光崎教授のやり方に何度も疑念や怒りをぶつけていく。「教授に『どういうことなんですか!?』と食ってかかるセリフは、監督に『キツくなると真琴というキャラから脱線するかもしれない』と言われました。上司に噛みつくわけではなくて、本当に分からなくて教えて欲しくてしがみついている、という風に演じることを心がけました」と話す。