『バイプレイヤーズ』濱谷Pが明かす「俳優6人自らが発案者」本音トーク誕生秘話とは
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また、シェアハウスのブロックが撮影された千葉県・館山のロケ地では、鉄板の飲みエピソードも。6人とも撮影の休憩時間もずっとおしゃべりをしているのに、撮影が終わっても、飲み屋でまたしゃべる、そのパワーに驚いたという濱谷氏。「シェアハウス近辺の飲み屋はほぼ制覇したんじゃないですかね。毎晩毎晩、夜の部活というか、中学の同窓会みたいなノリで、無邪気に楽しんでいたようです。翌日は撮影があるので深酒することはなかったですが、皆さん、『あれ、昨日何話したっけ?』って全く覚えてないんです。話す内容よりも話すこと自体が大事みたいですね」。
本当にそれぞれのキャラクターは今回の役柄同様に、6者6様で、「大杉さんは精神的支柱にして、愛されるおっちょこちょい」と、いぶし銀俳優とは真逆のキャラ。その他、「理論派の松重さんは6人の中の知性、田口さんご本人は設定上のぶっとんだキャラを否定してますが、やっぱりその片鱗は…(笑)、光石さんは調和と平和の愛されキャラ、遠藤さんは役柄そのままに心配性ででもマイペース、そして寺島さんは照れ屋の江戸っ子気質」なのだとか。ドラマの面白さもさることながら、時折見せる6人の“素”の部分が、多くの視聴者を虜にしているといってもいいだろう。(取材・文・写真:坂田正樹)
最終話には驚きの大物ゲストが登場するというドラマ『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』はテレビ東京ほかにて毎週金曜24時12分より放送中。