クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

永作博美、先のことは考えず「流れに沿って」 女優人生について明かす

エンタメ

 「照れながら、気持ちよくやらせていただいた」という市原との幸せなシーンにも注目だ。多くのキャラクターを演じてきた永作。役との縁をこう振り返る。「毎回思いますけど、どんなに似たような役だと人が言おうと、同じものはひとつとしてないですね。同じ人というのはひとりもいない。それを考えられる、重んじられる自分になっている、年齢に達してきたということは嬉しいことでもあります。役をいただくたび、縁があって私のところにきた役を読むたびに、どれも本当に新鮮な気持ちで読めています。いただいた役には、何かこの人を助けられることはないだろうかと考えます。私が寄り添える隙間があればと」と役との向き合い方を語る。

 また、続いていく女優人生を尋ねると次のように返ってきた。「先のことは考えないですね。ただずっと働いているだろうとは想像します。それが何なのかは分からないけれど、それも縁だろうし、自分から大きなアクションを起こすとかではなく、流れに沿ってできることで、自分を豊かにしていけたらと思います」。

 そして最後に本作の見どころに触れた。「人がどれだけ不確かなものかが分かっていく話でもあると思います。人がどこまで先入観で人を見ているのか。腑に落ちるのは最後の最後だと思いますが、そこまでのモヤモヤ感を楽しんでほしいです。そうした些細なところ、小さなものをくみ取っていく感じって、いま簡単に飛び越えてしまっていると思うんです。この作品にはすごくしっかりと時間が流れていると思います」。(取材・文・写真:望月ふみ)

 『連続ドラマW 沈黙法廷』(全5話)は、WOWOWプライムにて毎週日曜22時より放送中。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る