大東駿介&渡部秀、特撮ヒーローとして異色共演 “正義とは何か”深く向き合った

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1970年代放送の特撮ドラマ『シルバー仮面』と『スーパーロボット レッドバロン』をリブートした映画『BRAVE STORM ブレイブストーム』が公開中だ。ダブル主演を務めるのは、強化スーツ・シルバーをまとう春日光二役の大東駿介、レッドバロンで戦う紅健(くれないけん)役の渡部秀。この2人が特撮ヒーロー2作を擁するこの作品の魅力を熱く語った。
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『シルバー仮面』『スーパーロボット レッドバロン』は、特撮ヒーロードラマ『ウルトラマン』の後に放送された作品で、放送終了後から時を経た近年に高い評価を得ている、いわば“隠れた名作”。本作はこの2作の原設定を踏襲し、オリジナルのストーリー構成に組み込んでいる。
2作については「うちの親ですら、知らないという感じでした」と語る渡部。大東もこの作品を知らなかったそうだが、当時放送されていたヒーロードラマの中では、一線を画した斬新な作風に「意外と心の闇や葛藤みたいなところをきちんと描いているところに魅力があるんじゃないかと思います」と強い印象を感じたようだ。
本作を手掛けた岡部淳也監督は『ウルトラマン』シリーズの円谷プロダクション在籍の経歴もあり、大東が「昔のヒーローをもう一度掘り起こして、日本のヒーローで海外に勝負したいという強い意志を感じました」と語るように、特撮ヒーローへの情熱も人一倍。それはマーベルキャラクターの創作者をデザイナーに迎えデザインされた、劇中に登場する二つのヒーローの姿にも表れている。