月9で話題の美女・今田美桜、快進撃の1年を振り返る「人生で1番変わった」
『デメキン』では不良少女のアキ役。デリヘル嬢に不良少女と、攻めの役柄選びが印象に残る。「アキを演じるために初めて髪の毛を染めました。ヤンキー役というのも初めてなので新鮮でしたね。個性が強い役が多いと言ってもらえますが、いわゆる清楚な女の子の役というのは、オーディションに行ってもなかなか縁がないんです」とチャレンジングな役はたまたまのようだが、結果、女優としていい方向へと繋がっているようだ。
「いろんな役をやりたいです。作品ごとに、全然違う人に見えると思ってもらえたら嬉しいですね。作品としてはメッセージ性の強いものが好きで、たとえば今年公開された映画だと『愚行録』がすごく印象的でした。ああいった作品に出たいです」。
性格は負けず嫌い。「出演させていただいた作品は、どれに関しても悔しいところが絶対に出てきます。オーディションに落ちてもやっぱり悔しいですし、負けず嫌いなところは負けないです。落ち込むこともありますが、いろいろ考えるのは苦手なので、ば~って泣いて、次から頑張ろう! と立ち直ります。常に内側でメラメラしているタイプですね」。
最後に特技だという博多弁の早口言葉も披露してくれた。「おっとっととっとってっていっとったのに、なんでっとっとってくれないとっていいよっと!(「おっとっと」を取っておいてって言ってたのに、どうして取っておいてくれてないの?って言ってるの)」。屈託のない笑顔が周囲を引きつける。彼女の魅力に少し触れることができた気がした。
「『デメキン』では博多弁での演技をさせていただきました。ナチュラルな博多弁になっているので、ぜひご覧になってください。これからも、もっともっとお芝居を頑張りますので、よろしくお願いします!」。2018年は今田美桜にとってどのような年になるのか? その活躍から益々目が離せない1年になりそうだ。(取材・文・写真:望月ふみ)