平山浩行、40歳でも尽きない向上心 「まだちょっと殻を破り切れていない」
2018年、本作でスタートを切る平山。昨年10月には40歳を迎えたが「ある種、節目の年ですよね。これまでいろいろな作品をやらせていただきましたが、まだちょっと殻を破り切れていないという感覚があるんですよね」とつぶやく。「もっと思い切ったお芝居というか…これまでなにか心に思っても腹のなかでグッと堪えるような役柄が多かったのですが、ストレートに感情を表現したり爆発させたりするような表現もみせていきたいですね」と笑顔をみせる。
続けて「お芝居って難しい。僕まだ15~16年しかやっていませんが、デビュー当時は、緊張のなか、ただ思い切り演じていただけなのですが、年を重ねるごとに、クオリティを含め、求められることは多くなっていくので、進化していかなくては視聴者に飽きられてしまう。やっぱり『平山くんって面白いよね』って言われるようになっていかないとダメだと思うんです」と向上心は尽きない。
さらに「35歳ぐらいから運動をする習慣がパタッと止まってしまったんです」と苦笑いを浮かべると「ジムに行ってもサウナだけ入ることもあるんです。40代になると食べたものはそのまま体についてきてしまうので、しっかり運動をして、体力維持をしていかないと。動ける40代になりたいです」と抱負を語ってくれた。(取材・文・写真:磯部正和)
木曜劇場『隣の家族は青く見える』は、フジテレビ系にて1月18日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。