北川景子、“初”の大河出演は「不安だった」 自身ならではの篤姫とは
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今回、篤姫の夫・徳川家定を演じるピース・又吉直樹とは、「いいコンビネーションだと思って、本当にいい夫婦になれるという確信がもてました」と嬉しかったという。劇中では家定と篤姫の二人の場面はほのぼのとした癒しの役割になるとのこと。特に、二人の出会いのシーンのコミカルさが印象に残ってるといい、「『えっ、あの人が家定さん?』というところから始まって、そこから家定の優しさや器の大きさを知り、惹かれていくその流れも見どころでしたね」と語る。
一方、養父となる斉彬役の渡辺謙とは今回共演が2回目。前回、特別ドラマ『しあわせの記憶』(2017年/TBS)で共演した際も親子役で、「『2回続けて親娘というのも縁だよね』と言っていただけて…」と微笑んだ。「最初の共演の時は『世界のケン・ワタナベさんだ!』と構えてしまって、こちらから近づいていけなかったんですけど、今回は地方ロケが多く、一緒に過ごせる時間が多くて、積極的に話しかけることができました。動き方など細かく指導してくださったり、こうしたらもっと伸びるということをアドバイスしてくださったので、さらに尊敬の気持ちが高まりました」と感謝の気持ちを表した。
篤姫が本格的に登場するようになった現在、オンエアを見て「もうちょっとこうしておけばよかったな」ということはたくさんあるというが、「でもその時に自分の出せる力を100%出して全力で生きてきたという部分で篤姫とリンクする部分があると思います」と今の自分と篤姫を重ね合わせていた。(取材・文:田中裕幸)
NHK大河ドラマ『西郷どん』は、NHK BSプレミアムにて毎週日曜18時、総合テレビにて毎週日曜20時に放送中。