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桜井日奈子、初主演映画の役作りに苦労「ワナワナしてしまいました」

映画

桜井日奈子、『ママレード・ボーイ』インタビュー
桜井日奈子、『ママレード・ボーイ』インタビュー クランクイン!

 2016年から女優活動を始めた桜井日奈子。昨年、ハリウッド映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』で、ヒロイン・イザベラの日本語吹き替え版声優を務めた際「より多くの人に“桜井日奈子”という名前を知ってほしい」と語っていたが、最新作映画『ママレード・ボーイ』では、主人公・小石川光希役として初主演を果たし、“名前を知ってもらう”という意味では、大きなチャンスを得た。

【写真】桜井日奈子、その他のインタビュー写真

 本作は、これまでテレビアニメ化や前日譚が劇場アニメ化、さらに台湾で実写ドラマ化されるなど、大人気を博した吉住渉のコミックの実写映画化。劇場公開数も300館近くを数えるなど、非常に注目度の高い作品だ。そんな本作で吉沢亮と共にダブル主演を務める桜井は「数えるほどの作品にしか出演していない私に、こんな大きな映画の主演のお話をいただけるなんて正直信じられなかった」と率直な胸の内を明かすが、一方で「映画の現場に参加できることにワクワクしていました」と期待も大きかったという。

 しかしクランクイン前の本読みで、早くも壁にぶち当たった。「漫画の実写化ということで、ややデフォルメしたキャラクターのイメージで臨んだのですが、廣木(隆一)監督から『全然伝わらない』と言われて、ワナワナしてしまいました。そこから監督の言う“ナチュラルで自然に”という演出を理解しようと必死でした。でも意識すればするほど“自然”ではなくなるので、本当に悩まされました」。

 撮影が始まってからも、毎日「普通に、ナチュラルに」と廣木監督から言われ続けたという桜井。本人は「なかなか手応えがつかめなかった」と不安の中での撮影は続いていったが、途中から「確実に私のなかに光希が存在して、純度が高まっていく実感がありました。涙を流すシーンが多かったのですが、本番前から自然と涙があふれ出るようになっていました」と役柄と自身が一体になっていったという。それでも「この作品を経験させていただき、自分の演技の幅のなさを痛感しました。内から自然と出てくるものがあれば、もっとお芝居を楽しめたんだろうなと思いました」と自己採点は辛い。

 女優として多くのことを得られた現場だった一方で、主演としては「自分のことで精一杯で、本当に何もできませんでした」と表情を曇らせる。本作が映画出演2作目という桜井にとって、ある意味では当たり前のことのように思われるが「吉沢さんがキャストやスタッフさんに話しかけたりして、現場を盛り上げてくださいました。その姿を見て、これから、お芝居以外のことも、もっとしっかりと学んでいかなければいけないと感じました」と非常に向上心が強い。

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