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小林幸子、「思い込みは捨てる」芸歴50年を支えるハングリー精神

アニメ・ゲーム

 「変われるなら変わって、時代についていきたいですよね。だから大変です」。芸歴50年越えの大ベテランとは思えないハングリー精神を笑顔とともに明かすのは、歌手の小林幸子だ。放送中のアニメ『Cutie Honey Universe』にて、悪の組織「パンサークロー」の首領・パンサーゾラの声優を務めることでも話題の小林に、サブカルチャーとのコラボレーションを積極的に行ってきた背景や、若手時代のエピソードについて話を聞いた。

【写真】『Cutie Honey Universe』フォトギャラリー

 役どころについて「菩薩的でそんなに悪くないキャラクターなんですが、少し怖そう」と笑う小林は、「どこかに凄味があるというか、大きくて包み込む感じ」を意識してアフレコに挑んだと振り返る。50年にわたって愛されてきた『キューティーハニー』については、「老若男女、ワクワクする映像だったり、ちょっとHだったりとか。いいじゃないですか。キューティーハニーみたいなナイスボディだったらいいなあ」と白い歯を見せた。

 永井豪の原作を基にした作品では、過去に実写版『デビルマン』にも出演した小林。デビューから54年というキャリアの中では、ニコニコ動画やコミケへの参戦など、積極的にサブカルとのコラボを実現してきた。大御所らしからぬ貪欲さの源を聞くと、「楽しいですから。やったことがないことは、どんどんチャレンジしてみたいんです。また、不思議なくらいにお話しをいただくんですよ(笑)」と答える。「垣根がある故に躊躇することって、一杯ありますよね」と考えを明かす小林は、「思い込みは捨てようと。年齢やキャリア、何をやってきたのかという思い込みを捨てて、自分の思い付きや、やりたいと思ったところに入ることができて、ダメなら辞めればいいだけの話」と柔軟なスタンスを明かす。

 歌謡界で確固たる地位を築いて久しい小林だが、「歌手になろうなんておこがましいことは思ったこともない子供だった」とのこと。少女の転機となったのは、お祭りやのど自慢で美声を披露していた小学校4年生の時だ。音楽好きの父が勝手に応募した素人歌まね番組に出演して、古賀政男先生にスカウトされデビューした。小林は「官製はがき、当時は5円ですよ。安いきっかけ」と微笑む。

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