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瑛太も「いいね」、小松帯刀に挑む町田啓太

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『西郷どん』小松帯刀役の町田啓太
『西郷どん』小松帯刀役の町田啓太(C)NHK

 大河ドラマ『西郷どん』(NHK/毎週日曜20時ほか)で、先々週放送の第21話から登場した島津家家老・小松帯刀を演じる町田啓太(劇団EXILE)。「僕ももう少しで帯刀が大藩・薩摩の家老職になった28歳になると思うと感慨深いです…」と苦笑しつつ、「レベルが違い過ぎますが、無駄な血は流したくない平和主義。けんかしたくないな、楽しくやりたいなと思っています」と語った町田が、役柄のアプローチ方法などを語った。

【写真】2015年から辿る「町田啓太」フォトギャラリー

 幕末の動乱期、薩摩藩の事実上の最高権力者であった島津久光(青木崇高)の側近として藩政を盛り立てるとともに、大久保一蔵(利通/瑛太)や西郷吉之助(隆盛/鈴木亮平)ら優秀な下級藩士を積極的に登用。その功績は高く評価され、“維新の十傑”に数えられている。

 そんな英傑を演じることになり、「文献などをかなり読んで自分なりに調べた」という町田。「読めば読むほど、頭脳明晰なエリートで、人格的に素晴らしいという非の打ち所のない人物だと分かり、大きなプレッシャーを感じました」と胸の内を明かす。

 しかし、広く人の意見を聞く耳を持っていた小松の特性に共通点を見出したという。「坂本龍馬(小栗旬)の新婚旅行の段取りを整えたのも帯刀らしいのですが、裸一貫になれば上級武士だと気づかれないと温泉に入って一般の話を聞き、そこで得た情報を上に進言するところは素敵だなと思いました。僕も俳優としてお芝居させていただく中で、いろいろな方とお会いして話を聞く機会があるのですが、立場など関係なしに感銘を受けることが多いんです。相手の話をしっかり聞いて、取り入れる感覚は活かせるのかなと思います」。

 今回、帯刀の部下・大久保を演じる瑛太は、2008年放送の大河ドラマ『篤姫』で帯刀を演じた過去がある。

 「瑛太さんの目線は気にならないと言えば絶対嘘になるんですが、現場の瑛太さんは大久保にしか見えないですし、これと言って帯刀について話してもいなくて。でも、ふとした時に『こういう小松帯刀像なんだね。いいね』と言ってくださったので、本当にうれしかったですね。一気に救われたというか、『もっとしっかりやってやろう!』という気持ちになりました」。

 町田の考える帯刀像。それは「自分の行動に誇りを持っていた人」であり、「気高さ」を意識して演じているという。「どうしてここまで褒め称える資料が残されているのかと考えると、やはり“居方”が上手い、本当に頭のいい人なんだろうなと。役に寄り添い、何とか自分との共通点を見つけて膨らませていくのが僕の常ですが、帯刀は実在した人物。説得力を持たせるために、史実を大事にしながら、心を柔らかくして臨みました」。

 「いろいろなところで時代劇をやりたいと言いふらしてきた」という町田。幼少期から祖母や祖父と共に時代劇を観て育ち、剣道も習っていたことから「いつか刀を振り回したいという気持ちは強いほうだった」という。

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