杉咲花、新ドラマの裏設定に注目「白いものばかり口にしています」

21歳にして演技派女優と認められる杉咲花が主演を務め、『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』の人気脚本家・遊川和彦が演出を兼ねるコメディタッチのお仕事ドラマ『ハケン占い師アタル』がスタート。イベント会社を舞台に、多種多様な悩みを抱えた登場人物たちの前に、杉咲扮する主人公・的場中=アタルが派遣社員として現れ、活力を与えていく。撮影真っただ中の杉咲を直撃すると、ドラマの制作発表会見で明らかにされていた“食いしん坊キャラ”をうかがわせる話を聞くことができた。
【写真】杉咲花、『ハケン占い師アタル』インタビュー&場面写真
「占いのときには態度が悪くなるけれど、愛があるからこそはっきりと『あなたはこうだから、こうしたほうがいいよ』とアドバイスできるアタルは魅力的だと思います」と話す杉咲。撮影は順調のようで、現場の雰囲気の良さは、先に行われた制作発表会見にも表れていた。
その際、共演者たちから“食いしん坊キャラ”だと明かされた杉咲。特によく話をしているというアタルの教育係・神田役の志田未来とも食べ物の話が多いとか。
「『どこどこのお弁当がいつか食べたいですね』と話をしていたんです。するとある日、志田さんがものすごい勢いで私のほうに走ってきて、どうしたんだろうと思っていたら、『花ちゃん! 今日、あそこのお弁当だって!』って(笑)。そこのお弁当が出るらしいという話を聞きつけて、走ってお知らせに来てくれたんです。すごくチャーミングな方だなと思いました」とにっこり。続いて、昨年のクリスマスイブでの出来事も。
「イブも撮影だったのですが、志田さんがフィナンシェの詰め合わせをくださって。サンタさんが来てくれた! と思って、すごくうれしかったです。もったいなくて食べられずに取ってあったのですが、賞味期限が迫ってきたので、少し前に食べました(笑)」。杉咲は本当にもったいなさそうな顔を見せながら、うれしそうに明かした。
今回のドラマの裏設定にも、食べ物にまつわる話があるという。
「アタルは白い服を着てずっと占いをしてきたので、それがトラウマになっていて、白いものが嫌いなんです。なのに、食べるシーンでは白いものばっかり食べています。シラスとか、シチューとか、おにぎりとか。白いものばかり。おそらく説明は出てこないと思いますけど、食べるシーンが多いので、注意して見てもらえると白いものばかり口にしていますよ」。