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高橋一生&川口春奈、初共演で「くだらない話も一緒に」

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 本作では“時間”が物語に大きな影響を与えるが、高橋は「最近、時間について考えることが多いんです」とつぶやくと、ギリシャ神話に登場する「クロノス」と「カイロス」の時間概念について話し出す。クロノスとは「1日は24時間」という誰にでも平等に訪れる時間。一方のカイロスは、人が体感する時間。例えば物事に熱中しているときの10分と、暇でボッとしているときの10分では、感じ方がまったく違うという相対的な時間のこと。高橋は「僕は、年々カイロス時間を意識するようになってきています。同じ24時間でも、人によってはその長さは違う。年々1日は短く感じるし、基本的には主観的な時間の流れが大切だと思っているんです」と持論を展開する。

川口春奈 
 そんな高橋の発言に、川口も「私も年々、1日24時間では足りないと思うようになってきているのかな」と語っていたが「でも『早く時間が過ぎて!』と思うシチュエーションもあるので、時と場合によるのかも」と思いを巡らせていた。
 
 高橋、川口共に、山本透監督の「脚本やセットなど細部にまでこだわったモノづくりに対する姿勢」を称賛。この言葉通り、ストーリーラインの魅力だけではなく、物語に派生するさまざまなプロフェッショナルを堪能できる映画になっている。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)

 映画『九月の恋と出会うまで』は3月1日より全国公開。

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