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杏、10代で飛び込んだ海外モデル活動 今も大きな力に

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映画『バースデー・ワンダーランド』杏、インタビューカット
映画『バースデー・ワンダーランド』杏、インタビューカット クランクイン!

 女優としてだけではなく、ナレーションや語り、ラジオのパーソナリティを務めるなど“声”の表現も印象に残る杏。先日、33歳になったばかりの彼女の最新作は、原恵一監督のアニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』だ。本作で杏は「できっこない」が口癖の自分に自信がないヒロインを巻き込む叔母・チィに息を吹き込んだ。自由奔放で推進力抜群なキャラクターは、自身の若かりし頃と重なるところがあるようだ。

【写真】映画『バースデー・ワンダーランド』杏、インタビューカット

 原監督が杏のために“あてがき”したチィというキャラクター。劇中では、姪っ子である松岡茉優演じるアカネにお節介を焼き大冒険に巻き込む、ややお騒がせな女性だ。しかし、一方で周囲を前に推し進める圧倒的な力を持つ。

 杏自身も「おそらく普通の人だったらびっくりして固まってしまうところで臆せずいられる。社会にも組織にも縛られない珍しいタイプ」とチィというキャラクターの破天荒な部分を認めると、彼女の生き方は「気ままな感じがすごくすてき」と共感する部分は多いという。

杏が演じるチィ (C)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会
 チィの持つ奔放さと推進力こそが、本作の一つのテーマでもある。引っ込み思案のアカネは、大錬金術師であるヒポクラテスと出会ったことで「前のめりの錨(いかり)」というかけがえのない“気持ち”を得る。

 杏も10代の頃、気持ちの赴くままに行動したことがあった。それが海外でのモデル活動だ。「深く考えずに、とにかく飛び込んでみようと行動しました。いまの私だったら、しっかりと下調べしていたと思うし、怖くなってしまって足がすくんだかもしれません。でも当時は『とりあえず身を投じてみよう』と前に進みました」。

 チャレンジすることによって生まれたものは、たとえうまくいかなかったとしても見える景色が違う。杏は「飛び込んでみるのが一つの答えなのかもしれない。そこでしか得られないものがある」と10代での経験は大きな力となっているようだ。

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