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玉森裕太、4年ぶり主演映画で感じた「壊れてしまうかも」という恐怖

映画

 撮影期間中は、崇史と作品の世界に浸かり続けた。「つらかったです。崇史として。1ヵ月半の間、ずっとイライラしていました。親友との関係とか、麻由子への想いとか、いろんなことに追い詰められて、自分自身を見失いそうになるくらい、崇史と一緒にいました」。

 クランクアップ後は、「魂を吸い取られたようだった」といい、「今まで生きてきて、初めて味わった」感覚だったそう。「張りつめていたものが一気になくなって、なんにもやる気がなくなる」ほどだったが、「にぎやかなメンバーたちに囲まれて、ちょっとずつパワーをもらっていけたのかな」と、今は普段通りだと笑顔を見せた。そして「楽しかったです。自分の内面を初めて見つめられた。とても大きな経験でした」と言葉をかみしめるように語った。


(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会(C)東野圭吾/講談社

 “自分を見つめ直した”ことで役へと没頭した本作は、大きな財産になったはず。真実を求めて苦悩していく崇史は、本編が進むにつれ、どんどんやつれていく。玉森は痩せるために何かしたわけではなく、「自然とやつれていった」という。「作品がそうさせたのでしょうか」と質問すると、「そういうこと言ってみたいですね」と照れ笑いを見せたが、実際、作品に深く染まった証と言えるだろう。(取材・文:望月ふみ)

 映画『パラレルワールド・ラブストーリー』は、5月31日公開。

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