クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

『アラジン』作曲家アラン・メンケンが明かす「ホール・ニュー・ワールド」誕生秘話

映画

 さらに、完成時の手ごたえを聞くと「(ゆっくり親指を立てて)もちろん!『これはいいものが出来た』という実感があったね。当時のディズニー映画音楽部門のトップだったクリス・モンテーンが、『これは名曲だよ!』と言ってくれたことをよく覚えている。自分でいい曲だと思っていても、実はわかった気になっているだけということも多いからね。でもそうやって他の人の評価を聞いて確信したんだ」と当時の気持ちをうれしそうに語った。

 本作以降も、『リトル・マーメイド』などアランが関わった作品の実写企画が控えている。2年前の『美女と野獣』に続き、本作のプロモーションでも世界中を飛び回り多忙を極めているが、7月に70歳を迎えるアランの仕事へのモチベーションはどこから来るのだろうか。

プロモーションで世界中を飛び回るアラン・メンケン(来日イベントにて)
 「その質問は…タイミングが悪いかもしれないね。今回のプロモーションは本当にハードでね…。ヨーロッパを回って、今東京にいて、このあとはロサンゼルス。そこからまたニューヨークに戻るんだよ。まだまだ先は長いし、さすがに疲れてきたよ(笑)」と少々お疲れのご様子。

 「でもやっぱり自分の仕事が好きなんだと思う。曲を作ることで、逆にエネルギーをもらっているからね。そして、いい家庭生活を送ることも大事。僕がエゴイストにならないようにしていられるのは妻や娘たちのお陰だよ。家でのんびり作曲していたいけど、せっかく作った曲だから、こうやってプロモーションしてみんなに聞いてほしいし。でも疲れるよね(笑)」と、世界的人気を誇る巨匠の葛藤を吐露してくれた。

アラン・メンケン
 そんなアランに対し、最後に「まだまだあなたの曲を聞きたいです」と伝えると、「わかった! まだまだがんばるよ!」と力強く応えてくれた。(取材・文・写真:稲生稔)

 映画『アラジン』は公開中。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る