今泉佑唯、欅坂46卒業後の変化「甘えることがなくなった」
■いつか美容サロンを経営してみたい
6月に発売したドキュメンタリーDVD『今泉佑唯の出逢い旅〜20歳の再出発 アイドルから女優へ〜』(エイベックス・エンタテインメント)では、北海道に住む同世代の女性たちへインタビューを試みた彼女。グループの活動を並行していたのもあり、高校時代は「一般的な同世代の子たちがどんな生活をしているのか味わえなかった」と振り返るが、DVDでの取材を通して、自分自身の“一人の女性”としての将来像も描くようになったという。
「ドキュメンタリーの撮影をしていた春頃は心がまだ揺らいでいて、いまいち自信が持てなかったんですよ。でも、同世代でさまざまな人生を歩んでいる方々のお話を伺って、少しずつ『一度決断したら、最後まで芯を曲げない女性になりたい』と理想像が見えてきたんです。
最近、違う夢もぼんやりと思い浮かんできて。一日でも早く『女優・今泉佑唯』として認知されたいのはもちろん、演技以外の世界では、いつか美容サロンを経営してみたいんです。マッサージや自分磨きが好きなので、自分の感覚を活かして『キレイになりたい』と悩む女性たちを支えていきたいと強く願っています」。
大きく舵(かじ)を切った今年は、自分にとっての「ゼロ年」であると話していた今泉。舞台やドラマへの出演を通して女優としてのキャリアを築き続けている一方、一人の女性としてもどのように成長していくのか。彼女自身の人生は、この先でいっそう輝きを増していくはずだ。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美)