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アンジュルム・中西香菜、「甘えてはいけない」グループ卒業を決めた理由 <卒業目前インタビュー前編>

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■“劣等生”の自覚とメンバーへの遠慮 …そして、意識が変わったきっかけ

 中西は2011年、グループ前身のスマイレージの二期メンバーとして加入。同期メンバーで唯一、芸能活動の経験もないままにオーディションで一般からの加入だったこともあり、加入当初、プロデューサーだったつんく♂が「一番の劣等生」と評価していたのは象徴的な逸話だが、今でも自分の中にその言葉はあると話す。

 「いまだに自分は劣等生なんです。実は、最新シングルでも後輩メンバーよりダンスを覚えるのが遅かったほどで…。ただ、スマイレージに加入した頃は今よりももっとできなかったし、毎日のように居残りして、ダンスの先生に付きっきりで教えてもらっていたのも鮮明に覚えています。

 振り返ると、当時は14歳で若かったのもありがむしゃらでした。ダンスを覚えることが生活の中心になっていて、寝る直前まで振り付けを確認するためにレッスン動画を観て、少し寝たら早起きしてまた確認して…。休憩時間やご飯を食べる時間も惜しみながら、必死に練習していました。

 当時のレッスン動画をたまに見返すのですが、あの頃の自分はとにかくヤバくて(笑)。簡単なステップすら踏めないほどで、ずっと先生から『今までで一番ダンスができていないメンバー』と言われていたし、ハロプロ史上で最強に“できない子”だったなと思います」と自身を振り返る。


 周囲に追いつけずに自信が持てなかった一方で、活動に対しては「スマイレージに入れただけで『ありがたい』と、どこか受け身なところがあった」と話す中西。しかし、加入から2年弱でようやく大役をつかむ。彼女のセリフから始まり、故郷の色をかもす大阪弁を取り入れた楽曲『ヤッタルチャン』(2013年リリース)を境に、意識は変化していったという。

 「この曲をいただくまでは、メンバーに遠慮する気持ちもありました。私はあくまでも引き立て役だから他のメンバーに目立ってもらえればいいと考えていたし、根っからの性格もあるのか、心の中では自分なんてと思っていた気もします。

 でも、初めて自分が目立つパートを任せてもらったときに、ファンの皆さんがすごく喜んでくれたんです。それまでは端っこで踊っていたし、歌割りもほぼない状態で満足していたけど、それだけでは駄目だったんです。ファンの方から『やっとだね!』と声をかけられたときに、アイドルの仕事は自己満足ではいけないと気が付いて、応援してくださる方に喜んでもらわなければ意味がないと考えるようになりました」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美)

―― インタビュー後編(11月18日掲載)では、アンジュルム改名後の活動を振り返ります

【新曲】「私を創るのは私/全然起き上がれないSUNDAY」 11月20日リリース

アンジュルム「私を創るのは私/全然起き上がれないSUNDAY」11月20日リリース
グループ通算27枚目。新メンバー橋迫鈴が初参加、中西香菜にとっては最後となる現11人体制では最初で最後のシングル。アンジュルム第2章のスタートにふさわしい、切なくもエッジの効いたナンバー。

アンジュルム
(上段左から)中西香菜、伊勢鈴蘭、笠原桃奈、佐々木莉佳子、太田遥香、川村文乃
(下段左から)室田瑞希、上國料萌衣、橋迫鈴、船木結、竹内朱莉

【ライブ】
□アンジュルム ライブツアー 2019夏秋「Next Page」
11月23日(土・祝)鹿児島・CAPARVO HALL 14時30分開演/18時00分開演
11月24日(日)  大分・DRUM Be-0 12時30分開演/16時00分開演
11月30日(土)  福岡・LIVE SPOT WOW! 14時30分開演/18時00分開演
12月1日(日)   広島・広島CLUB QUATTRO 13時30分開演/17時00分開演
12月7日(土)  新潟・NEXS NIIGATA 13時30分開演/17時00分開演
12月8日(日)  山梨・甲府KAZOO HALL  14時開演/17時30分開演

□アンジュルム ライブツアー 2019夏秋「Next Page」
~中西香菜卒業スペシャル~
12月10日(火)   東京・豊洲PIT 18時30分開演

2ページ(全2ページ中)

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