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横浜流星、役者として“引き出しの少なさ”を痛感 今は「学ぶ時期」

エンタメ

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で主演を務める横浜流星
『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で主演を務める横浜流星 クランクイン!

 ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系/1月12日スタート)で、清野菜名と共にGP(ゴールデンプライム)帯連続ドラマ初主演を務める横浜流星。2019年大躍進を遂げた彼は、経験を重ねる中で「芝居の引き出しの少なさ」を課題に感じ、「もっと感情を解放できるようにしたい」と自身を客観的に見つめていた。中でも『あなたの番です‐反撃編‐』への出演は、役者として多大な影響を受けたという。

【写真】真っすぐ前を見据えるりりしい表情の横浜流星

 『初めて恋をした日に読む話』を皮切りにドラマ出演が続き、年末の各賞を総なめにした昨年。横浜はブレイクした現状について「客観的に見れていない。目の前のことをこなすのに必死でした」と本音を明かす。

 勢いにのる中でのGP帯連ドラ主演は横浜にとって目標の1つだったが、内心は「まだ早いのでは」という思いがあったという。「自分はまだまだ未熟者。もっと経験して、皆さんに認めてもらえ、僕自身でも手応えを感じたときにお話をいただけるかなと思っていました」と胸の内を明かすも、「不安はありますが、今は楽しみながらやろうという気持ちです」と前を見据える。


 本作は、驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダ(清野)と彼女を操る男・飼育員さん(横浜)が、警察やマスコミも触れない世の中のグレーな事件にシロクロつける姿を描く。

 現場について「オリジナル作品なので、みんなで作っている感じがしてすごく楽しい。誰もが意見を伝えやすい雰囲気で、いい空気が流れています」とニッコリ。その中で座長として意識していることを聞くと、「ダブル主演の清野さんやみんながやりやすい現場を作れるように、前にいくというよりは支えるようにしています」と穏やかな表情を見せる。

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』場面写真 (C)読売テレビ
 そんな座長としての立ち振る舞い方は、先輩俳優たちの影響が大きいという。2018年までは同世代俳優との芝居が多かったが、「恵まれた1年だった」と振り返る2019年は先輩との共演が増えた。そこで「多くのことを学んで吸収できた」と明かし、最も影響を受けたのが田中圭主演の『あなたの番です‐反撃編‐』だという。「圭さんは自分よりも周りを見ていて、周りがやりやすい環境を作る人。圭さんの現場での立ち振る舞い、芝居への向きあい方は学ぶことが多かったです」と尊敬の念を示す。

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