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横浜流星、役者として“引き出しの少なさ”を痛感 今は「学ぶ時期」

エンタメ

 また演技の部分でも先輩俳優陣の表現のアプローチにふれ、自分の弱い部分が見えた。「台本を読んだときに、"このシーンはこうなる"となんとなく想像がつきますが、『あな番』に関してはそれが1つもなく、僕が思っていた感じと全員違っていて。圭さんや生瀬勝久さんをはじめ、芸達者な方ばかり。アドリブなどでそれぞれがご自身の役を広げていき、それが作品の面白さにつながっていく。本当にすごかったですね。自分の引き出しの少なさを痛感しました」と回顧。


 そんな役者として悔しい思いをしたとき、どう乗り越えているのか? 負けず嫌いだという横浜。10代では「絶対こいつには負けない」という気持ちが先走っていたが、20歳を境に悔しさを柔軟に受け入れ、「学ぼう」という思考に変えられるようになったと明かす。今も自分と向き合い、客観的に考えるようにしているそうで、「気持ちの整理をするために、友達とご飯に行くとかではなく、家で1人でいる時間を大切にしています。大好きなamazarashiさんの音楽を聞いたりしますね」。

 そして、「先輩方をはじめ多くの役者の方と共演して、いろいろ吸収したい。表現の仕方など、役者としての引き出しがまだまだ足りない。もっと感情を解放できるようにしたいし、実力をつけるために学ぶ時期だと思っています」と今の自身を冷静に分析する。


 「目の前のことをやるという意識は変わってないですが、主演という立場をいただくことも多くなったので責任感がより強くなりました」と凛(りん)とした表情を見せた横浜。役者として飛躍するために、自身の弱さを素直に受け止めてまい進する彼の演技が楽しみで仕方ない。(取材・文:高山美穂 写真:松林満美)
 
 新日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』は、読売テレビ・日本テレビ系にて1月12日より毎週日曜22時30分放送。

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